四角く垂れた【ピーマン尻】になりやすい人の特徴とは?引き締まった「桃尻」に変わる簡単ワーク
デスクワークが増えた人や、運動する機会が少なくなったという人は要注意! お尻の筋力が低下し、四角く垂れたピーマン尻になっているかもしれません。お尻の位置が下がったピーマン尻は、脚が短く見えたり、タイトな服を着た時に下半身がもたついて見える原因にもなります。今回はお部屋でゴロゴロしながら実践できる、ピーマン尻解消のためのワークを3つご紹介します。
ピーマン尻になる原因とは?
バランスよく筋肉のついたキュッと引き締まった桃尻とは対照的に、ピーマン尻とは「腰回りに脂肪が溜まり、下側が垂れ下がった全体的に四角く見えるようなお尻」のことを表します。ウエストからお尻にかけてのラインにメリハリがないので、下半身がもたついて見える原因にも。ピーマン尻になる原因には、筋力不足、崩れた座り方などが大きな原因として挙げられます。それによって骨盤が歪んだり、筋力のバランスが悪くなることでお尻の形が崩れてしまうのです。
ピーマン尻になりやすいのはこんな人
・加齢にともなう運動不足
筋肉は加齢と共に脂肪へ変わりやすくなるため、歳をとるほど下半身がもたついてピーマン尻になる可能性が高くなります。
・デスクワークが多い
デスクワークなどで座った姿勢が長時間続く人も、下半身の筋肉を動かしていないため筋力が低下します。
・産後
出産などがきっかけで骨盤が開くことでピーマン尻になる場合もあります。
足りない筋力を補いながら、骨盤の歪みを整えるストレッチを併せて行うことで、キュッと引き締まったヒップを取り戻しましょう。
桃尻にするためにアプローチしたい2つの筋肉
臀筋
臀筋とはお尻についている筋肉のこと。臀筋を鍛えるとお尻の引き締めや丸みを持たせるのに効果的です。また臀筋は、骨盤の安定や股関節の可動性にも深く関わる筋肉であるため、強張った筋肉の張りを取り、筋力をつけることでピーマン尻の原因にアプローチします。特に中臀筋はお尻の横側がへこむのを防いでくれます。
ハムストリングス
もも裏にある筋肉で、身体を支える土台のような役割をもつ筋肉。膝を曲げたり股関節を動かして脚を後ろへ持ち上げる働きがあるため、日常生活の中で歩く時間が少ないと衰えやすくなる部分でもあります。また、ハムストリングスが衰えて硬くなると骨盤が後傾しやすくなりお尻が垂れる原因となります。
臀筋とハムストリングを鍛えて「桃尻メイク」
これらふたつの筋肉を鍛えると、ヒップアップ以外にもさまざまなメリットがあります。下半身を鍛えることで身体が安定し、姿勢が崩れにくくなります。また、臀筋やハムストリングスは股関節の可動に深く関わっているため、筋肉を使うほど股関節の可動域が広がります。筋肉量が増えることで基礎代謝が上がり、痩せ体質になる効果もあります。
臀筋とハムストリングスを同時に鍛えるワーク
①仰向けに寝転がり両膝を立てます。右足の外くるぶしを左の前ももに乗せましょう。
②右脚の内側に右腕をくぐらせて両手で左脚のもも裏を掴みます。胸の方へ引き寄せて右のお尻を伸ばしましょう。
③左脚を頭のほうへまっすぐ伸ばし、かかとを蹴り出しながら胸に引き寄せ左のもも裏を伸ばします。さらに深めたい場合は、両手でふくらはぎをつかんでもっと引き寄せましょう。反対の脚も同様に行います。
臀筋を鍛えるワーク
①仰向けに寝転がり両膝を立て、右足の外くるぶしを左の前ももに引っ掛けます。息を吐きながらゆっくりとお尻を床から持ち上げます。この時、右のかかとを前に蹴り出しながら腰を浮かせると、腰が詰まりにくくなります。
②呼吸と共に数回アップダウンを繰り返しましょう。反対側も同様に行います。
ハムストリングスを鍛えるワーク
①うつ伏せに寝転がり、クッションやタオルなどを恥骨の下に置きます。両脚の内側をピッタリと揃えて膝を曲げましょう。この時、なるべくぐっと膝を曲げてかかとをお尻に近づけます。もも裏の筋肉が伸びているのを感じましょう。
②かかととお尻の距離を近づけたまま、膝を上げ床から離します。
【最後に】特にお尻のくぼみが気になる方向け
お尻の横側のくぼみが特に気になるという人は、【股間節の可動域を広げたい人必見】鍛えるべきは「お尻の筋肉」!キツくない脚パカストレッチ の記事のストレッチも合わせて行ってみてくださいね。
AUTHOR
HINACO
東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)
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