垂れ尻＆ぽっこりお腹の原因は猫背？お腹とお尻、セットで鍛えて効果抜群の万能エクササイズ

猫背がお尻とお腹を太らせる原因とは？

寒い季節や疲労が溜まる時期は、誰もがついつい猫背になりがちです。猫背姿勢でいる時間が長いと腰や骨盤が後傾して歪み、お尻やお腹の筋肉が使われにくくなることで垂れ尻とぽっこりお腹になってしまうことも。また背中を丸めてる時間が長いということは、背中の筋肉が伸ばされっぱなしでお腹には力が入っていない状態が続くので、お腹や背中の姿勢を正すために必要な筋肉の働きは低下してしまいます。

さらに、立っている時にも猫背と骨盤後傾姿勢の人は太もも裏の筋肉が使われなくなるので、太もも裏側からお尻を支える筋肉がどんどん弱ってしまいます。猫背で垂れ尻&ぽっこりお腹の人は姿勢を正す筋肉強化とお尻の筋肉を同時に鍛えることで効果的に引き締められます。

上半身だけ鍛えるより土台も鍛えてより効果的に！

正しい姿勢を保つためには上半身の筋力も大切ですが、床を押して立つための脚の筋力も鍛えることで骨盤から姿勢を安定させやすくなります。

エクササイズをする時、立ち姿勢では土台となる脚の筋肉が弱いと骨盤や背骨が安定しにくくなり、崩れた姿勢のままエクササイズすることになってしまうことも。その点を考慮して今回は脚を椅子の上に乗せて行う姿勢でのエクササイズをご紹介します。床に脚の裏を着けて同じ動きのエクササイズももちろん効果的ですが、椅子に爪先だけを引っ掻けてお尻を上げることでふくらはぎや太ももの裏の筋肉も強くなります。

一度に多くの筋肉を鍛えられる万能エクササイズは椅子を準備して早速スタートしましょう！

①ヒップリフト

１）椅子を準備したらヨガマットや背中の痛くならない物の上で仰向けに寝ます。

２）左の爪先は椅子に着けて、右の脚の裏はマットにつけます。両腕は体の横に置いて手のひらで軽くマットを押します。

３）息を吐くタイミングでお尻をマットから浮かせ、左右の脚で椅子や床を押します。息を吸いながらお尻をマットに下ろします。

４）これを左右10セット行いましょう。

②ヒップリフト→レッグエクステンション

１）①のスタート姿勢からお尻をマットから浮かせたら空中で椅子に乗せてる脚の膝を伸ばたり曲げたりします。

２）椅子に爪先を乗せながら背中からお尻までマットに戻します。空中で膝が延びてもお尻が落ちないようにしましょう。

３）これも左右10回繰り返します。

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方はこちらから。聞きながら一緒にエクササイズできます ▼