【冬の丸まった背中にご用心】巻き肩・猫背解消!胸を開いで姿勢をよくする「大胸筋ストレッチ」
寒さで身体が縮こまりやすい季節になりました。身体が縮こまると巻き肩や猫背の原因になります。大胸筋をストレッチすることで胸がすっきり開き、肩周りの疲れもとれやすくなります。今回ご紹介するのは座ったまま簡単に行えるストレッチ。美姿勢キープのためにもぜひ継続してみてください。
大胸筋とは?
大胸筋は、胸部に左右対称についていて胸骨前面から鎖骨下、上腕部にまで及ぶ大きな筋肉です。上腕を胸やお腹の方へ動かしたり、腕を内側に捻ったり、両手を下へついて身体を支える際に働きます。この大胸筋が硬くなると肩が前に引っ張られて肩甲骨が開き、猫背や巻き肩に繋がります。また、肩周りの血行が悪くなることでひどい肩こりにつながったり、呼吸が入りにくくなるなどの不調を引き起こす場合もあります。
大胸筋をストレッチするメリット
・呼吸がしやすくなる
・肩こり、首こりの解消
・巻き肩改善
・姿勢改善
・デコルテ、バストラインを整える
デスクでパソコン作業をしているときは、両腕が身体より前に出て、姿勢も前のめりで、胸まわりの筋肉を動かす機会も少なく、大胸筋硬くなりやすい傾向にあります。定期的なストレッチでケアして姿勢を正すことが、猫背や巻き肩の予防に欠かせません。寝る前にほぐせば呼吸もしやすくなり、快眠にもつながりす。
胸を開く「大胸筋ストレッチ」
①身体の後ろで両手を組み、息を吸いながらひじを伸ばして遠くへ両手を引っ張り、吐きながら緩めるを数回繰り返します。
②左手で右脇の前側をつまみます。つまんだまま右腕を前から後ろへ大きく背泳ぎするように回しましょう。腕はゆっくり動かし、指先はなるべく遠くを通るように回します。
③右手の小指から右ひじの範囲を壁につけて、胸をやや左側へ向けます。じわじわと胸、肩周りが開くのを感じながら呼吸を繰り返します。反対側も同様に行いましょう。
AUTHOR
HINACO
東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)
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