女子一人旅、アーユルヴェーダ体験記・最終回:南インド至福の4日間レポート

 女子一人旅、アーユルヴェーダ体験記・最終回:南インド至福の4日間レポート
Photo by Misa Tokimitsu
Misa Tokimitsu
Misa Tokimitsu
2018-07-28
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ホリスティックケアに欠かせないヨガ

ヨガは朝と夕方の1日2回参加しました。アーユルヴェーダにはアーサナ、瞑想、呼吸法は欠かせません。ソマティーラムのクラスではゆっくりと呼吸できる程度の簡単なポーズばかりでしたが、それで十分身体が解放され、気持ちが良いということを学びました。その頃日本で通っていたヨガは動きが早かったり、複雑なポーズが多いものだったので、ハード系ほど良いのだと勝手に思い込んでいたのです。この時もまた、ちゃんとヨガを学んでみたいという気持ちが芽生えました。

インドヨガ
解放的なヨガフロア
インドヨガ
呼吸に意識を向ける

ソマティーラムのごはん

食事はコテージから少し歩き、海が見えるレストラン(多国籍料理)まで向かいます。好きな席へ着いて、朝・昼・晩全てビュッフェ形式なので自分で料理を選びます。問診後に渡された「ヴァータピッタ」用のプリントに食べていいものの詳細が書かれているのでそれを参考にします。

レストラン
フレンドリーなスタッフがいるアーユルヴェーダレストラン

こちらの食事も、ベジタリアン料理中心のバラエティーに富んだ美味しいものばかりでした。ちょうどこの頃、東京でも南インドカレーにハマっていろんなお店を食べ歩いていた時期だったので、大好きな南インドカレーがビュッフェメニューに並んでいたのは嬉しかったです。

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ビュッフェの様子
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アーユルヴェーダ料理教室


またケララの主食は、北インドのナン、チャパティのような小麦系ではなく米類です。中でも、モチモチした食感のイドゥリは南インドの定番食。お気に入りで毎朝食べました。米と豆でできた蒸しパンで少し酸味があります。

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白いのが南インドの定番イドゥリ。

プログラム内容や、体調によって特別なものを出されている人もいます。レストランで仲良くなったシリアのおじいさんは、数日間デトックスプログラムだと言っていて、お粥のみを別でサーブされていました。(おじいさんはお腹が風船のようにまん丸でした!笑)

一人旅ならではの出会い

シリアのおじいさんは、アレッポ在住の消化器内科の検査をするお医者さまだそうで、ここ数年は家族を残して、毎年同じ時期に一人で1ヶ月ほどソマティーラムに滞在し、身体をリセットするのだそう。
バーベリンとは違い、ソマティーラムにはファミリーで滞在している人が多く、唯一のお友達となりました。一緒に散歩して写真を撮ったり、ヨガクラスに参加したり、同じテーブルで待ち合わせて朝食を一緒にとり、食べ方を教えてもらったり、彼の定番メニューを私の分もスタッフに注文してくれたり。亡き祖父の面影と重なり、私にとって温かな時間となりました。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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