【良い姿勢をキープするコツは脇腹と骨盤!】姿勢の歪みを自然に整え骨盤を安定させる脇腹ストレッチ
姿勢が悪いのは見た目だけの問題ではなく、肩こりや腰痛などの体の不調やコリを引き起こしています。姿勢を整えることは、快適に過ごすために一番の近道と言っていいほど大切です。そこで今日は良い姿勢を自然とキープできる脇腹のストレッチをご紹介します。つい猫背になってしまう、気がついたら姿勢が崩れてしまう、などのお悩みを解消し、快適な体へと導きます。体の使い方のポイントをおさえて、丁寧にストレッチしましょう。
姿勢が崩れている時は脇腹がゆるんでいる
姿勢の悪さには猫背タイプ、反り腰タイプなどがあります。タイプによってアプローチを変えることもありますが、今回紹介するストレッチはどの不良姿勢も改善できる内容です。
どんな姿勢のタイプであれ、姿勢が悪いと背骨の形が歪み、脇腹を均等に保つことができません。どちらかの脇腹が潰れる、もしくは両方潰れることもあります。つまり、脇腹をストレッチして筋肉の長さを均等に保つことで、姿勢を保持することができるのです。人によって、同じようにストレッチをしていても、左右均等に脇腹が伸びている感覚があるとは限りません。注意深くご自身の感覚を大切にしながら、ストレッチを行ってください。
このストレッチで脇腹が均等に伸びると、骨盤も安定して姿勢の崩れを防ぐことができます。骨盤から安定し、根本から姿勢を整えたい方におすすめです。
【良い姿勢を自然とキープ】骨盤を安定させる脇腹ストレッチ
1)立ち膝になります
膝の間に太もも1本分のスペースを空けてください。この時、脚のつけ根を伸ばし、お腹を軽くへこませて、お尻を中央に寄せるように力を入れてください。
両手を頭の後ろに置きます。ぐらぐらと不安定に感じる場合はこの体勢のまま10秒間キープしてください。
2)左右の脇腹ストレッチ
片手を床に近づけるように伸ばします。脇腹が伸びていたらOKです。肩を下げるように手を床に伸ばすと、脇腹が伸びやすいです。
伸びていない場合は、伸ばす角度のまま10秒間キープしてください。
この動作を左右10回ずつ行ってください。左右の脇腹が均等に伸びていることを確認しながら、丁寧にストレッチしましょう。
▼詳しい動きを動画で確認したい方はこちらから▼
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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