「私の骨盤は歪んでる?」不調の原因・骨盤の歪みを正して姿勢をニュートラルに保つ脇腹ストレッチ
姿勢を正すための要になるのが骨盤の位置です。「私って反り腰?骨盤が後傾しているのかな?」と骨盤の位置が気になっているけれど、骨盤をどうしたら良い位置に保てるか分からない方も多いと思います。 そこで今日は骨盤が歪まないために重要な脇腹をストレッチする方法をご紹介します。
骨盤を正しい位置に支えるために必要なのが「脇腹」
お腹、内もも、前もも、お尻、もも裏など、骨盤を正しい位置(ニュートラル)に保つためには様々な筋肉が必要です。どこかの筋肉が極端に縮んでいたり、逆に使われずにさぼっていると、骨盤はある一方向へ傾いてしまいます。これが私たちが感じる「骨盤の歪み」です。
本来であれば、骨盤を動かし支える全ての筋肉を満遍なくエクササイズしたいところですが、あえて1つだけに絞るならば「脇腹」をおすすめします。
脇腹は図の中の「外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋」を指します。ちょうど両手を腰に当てた時の体の真横の部分です。
骨盤が前や後ろに傾いている時は、左右の脇腹が縦方向に伸びていない状態です。骨盤が左右に傾いている時は、左右どちらかの脇腹が縮み、もう一方がゆるんでいる状態です。
左右の脇腹を均等にストレッチすることで、骨盤が良い位置に保ちやすくなります。
骨盤は普段の姿勢によって傾き、歪むもの
骨盤は人それぞれの普段の姿勢や仕事の姿勢によって傾き、歪むものです。
座る時間が長い人、立つ時間が長い人、前屈みの姿勢が長い人、ひねる動作が多い人、その人の1番長く過ごす時間によって骨盤の位置や姿勢が変わります。そしてそれによって、不調が出る部位も変化します。
骨盤の歪みを放置すると、慢性的な体の不調に繋がることが多いです。なので、日々無理のない範囲でこのストレッチを行い、骨盤の位置をリセットしてください。快適な体で過ごせるようサポートになるストレッチです。
それではストレッチをやっていきましょう!
骨盤の歪みを正してニュートラルに保つ!脇腹ストレッチ
1)肩幅より大きく脚を開いて立ちます
この時、足のつま先は正面を向くようにしてください。
2)腕を頭の上へ上げます
この時、腕は体の横を通って頭の上へ向かいます。こうすることで、骨盤が前後左右へ傾きにくくなります。
3)脇腹をストレッチしましょう
斜め上に腕を伸ばして、脇腹をストレッチしましょう。この時、体を真横に倒さないように注意しましょう。脇腹が満遍なく伸びて、骨盤の歪みが整います。片側、5回ずつ行ってください。
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Instagram:itomii_training
骨盤の歪みや姿勢の悪さが気になっている方はぜひこの脇腹ストレッチを行ってください。毎日行うとストレッチがしやすくなり、そうすると骨盤の歪みが整っているサインになります。1日の終わりにやってみてください。
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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