骨盤が倒れていると腰や股関節の違和感につながる|骨盤が自然と立つ!脇腹&腰ストレッチ
「骨盤を立てる感覚がわからない」「正しい姿勢で座りたいけどどうしたらいいかわからない」そんなお悩みを感じていませんか?骨盤が倒れていると座り姿勢や立ち姿勢が崩れたり、腰や股関節の違和感を引き起こす原因になります。そこで今日は骨盤が自然と正しい位置に立つ脇腹&腰ストレッチをご紹介します。
あなたの骨盤はちゃんと立っている?チェックしてみよう
・骨盤を後ろに倒して座ってしまう
・座っている時、どちらかのお尻しか椅子につかない
・座った状態で足を閉じるのが苦手
・下腹が常に緩んでいる
・座っている時に腰に負担を感じる
あなたに当てはまるものはありましたか?椅子に座っている時にこの中の1つでも当てはまれば、骨盤が立っていない可能性があります。骨盤が倒れていると股関節や腰の不調の原因に
骨盤が倒れたままで長時間居続けることで、股関節や腰の不調に繋がります。骨盤が前や後ろに倒れたままでいることで、体幹が傾き、この重さが腰や股関節にかかってきます。座っているだけなのに腰に不調を感じたり、股関節が詰まったり、立ち上がった時に違和感を感じたりするのはそのためです。
骨盤を立てて座ることさえできればこれらの不調は発生しにくくなります。
骨盤を立てるためにストレッチしたいお腹の筋肉
骨盤が後ろに倒れている時は決まってお腹の筋肉がお休みしています。
手を腰に当てた時に、手に触れるお腹の前面から真横の筋肉「外腹斜筋・内腹斜筋」そして前面から腰の方まで続いている「腹横筋」の3つを頭の中でイメージしてストレッチしましょう。
体を真横に倒して脇腹を、続いて斜め前に体を倒して腰をストレッチします。こうすることで後ろに倒れた骨盤が自然と立ち、正しい位置にリセットされます。骨盤が立った状態でいるだけで股関節や腰の不調を感じずに快適に過ごすことできます。
それでは一緒に脇腹&腰のストレッチをやっていきましょう。
骨盤が自然と立つ!脇腹&腰ストレッチ
1)膝を横に曲げて座る
この時、左右両方のお尻を床に着けてください。
2)体側伸ばし
片手を引っ張りながら、体を真横に倒して体側(外腹斜筋・内腹斜筋)を伸ばします。お尻が浮かないように気をつけてください。この動作を3回繰り返してください。
3)腰伸ばし
片手を引っ張りながら、斜め前の方向へ体を倒して腰(腹横筋)を伸ばします。この動作を3回繰り返してください。終わったら反対側も行ってください。
動画で詳しいやり方を見る
膝を横に折って座ることが難しい場合は、椅子に座って行ってください。毎日ストレッチすることで骨盤が自然と立ち上がり、正しい姿勢へと繋がります。
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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