脚の付け根の張りや詰まりに悩んでいるなら試してみて【簡単!寝ながらラクラク脚ほぐし2選】
デスクワークが続いた際や就寝前に、脚の付け根の張りや詰まりを感じることはありませんか?この不快な症状は股関節周辺の筋肉の硬さが引き起こしているかも。今回は仰向けのままお試しいただける簡単なヨガのポーズを2つご紹介します。足のむくみや冷え、腰痛などにお悩みの方にもおすすめです。
なぜ脚の付け根に詰まりや張りを感じるの?
まず、股関節の「屈曲」「伸展」という動きについて理解を深めましょう。
股関節の屈曲…膝が持ち上がり股関節が曲がった状態
股関節の伸展…屈曲とは反対に、身体の後ろ方向へ脚が伸びた状態
座り姿勢や猫背が続くと、股関節が屈曲した状態で周辺の筋肉が凝り固まり、脚の付け根の張りや詰まった感覚、痛みの原因の1つとなります。さらには
・姿勢の乱れ
・ぽっこりおなか
・足のむくみや冷え
・反り腰による腰痛
・背中のこわばりや肩こり
などといった症状を引き起こすことも…。
股関節屈曲の際に作用する部位の硬さを和らげ柔軟性を高めると、前ももの張りだけでなく上記のお悩みの改善にも効果が期待できます。
今回アプローチする筋肉はココ
股関節の屈曲には多くの筋肉が作用していますが、今回は代表的な腸腰筋、大腿直筋についてご紹介します。
腸腰筋…主に大腰筋・腸骨筋のから成る腸腰筋は、背骨や骨盤と腿を繋ぎももや膝を持ち上げ、股関節を屈曲させる働きをしています。
大腿直筋…前腿に存在する大腿四頭筋(大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋の4つを総称したもの)の1つ。股関節の屈曲や膝の進展、骨盤の前傾に作用します。
リラックスタイムや就寝前に寝ながらできるヨガのポーズで、前ももの張りの原因になる2つの筋肉をストレッチしていきましょう!
寝ながらヨガにトライしよう!
片脚ガス抜きのポーズ
①右膝を抱えてお腹の方向へ引き寄せる。左脚は真っすぐ伸ばし、つま先を天井方向へ向ける
②右膝と左脚の付け根を引き離すように、左脚を伸ばす。左手は脚の伸びをサポートするようにももの付け根に添える
③左膝の過伸展(必要以上な反り)に気を付けながら3~5回呼吸をし状態をキープ。反対側も同様に行う
片脚割座のポーズ
①仰向けの状態から右膝を立てる。右手で足首をサポートしながらお尻の横へ右足を引き寄せ、少しずつ膝をマットへ近づける
②腰とマットの隙間は手のひら一枚分くらいになるようにキープし、腰が反ってしまう場合は無理に膝をマットに近づけようとしなくても良い。その際は腰とマットの間にクッションを挟んでもOK
③3~5回呼吸をし状態をキープ。反対側も同様に行う
動画で確認したい方はコチラ
AUTHOR
chihiro
主に子育て世代の方々に向けて毎日を健やかに過ごすためのヨガやセルフケアをお伝えしている。コロナ禍の2021年に″おうちヨガを習慣にしながらママたちがゆるやかに繋がることのできる場が作れたら″という思いから「育児とヨガのオンラインサークルEn〈エン〉」をスタート。「ジャーナリング講座」「アンガーコントロール講座」など心を整えるための様々な講座も開催中。
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