【発酵適齢期】妊娠・出産のタイムリミットに焦る38歳。自分の健康状態を知るために受けた検査とは…

 【発酵適齢期】妊娠・出産のタイムリミットに焦る38歳。自分の健康状態を知るために受けた検査とは…
高木沙織
高木沙織
2023-03-16
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「ブライダルチェック」には、2つの意味がある

「婦人科検診を受けよう」——そう思って、何件かの婦人科のウェブサイトを見てまわった結果。基本のレディースドックに含まれる問診や内診、子宮頸がん検診(細胞診)、超音波エコー検査は絶対に受けたい。せっかくだからまとめて性感染症の検査や風疹、麻疹の抗体検査、肝機能、腎機能、コレステロール、血糖値、甲状腺の検査も受けたい。

希望する検査がまるっと含まれているのが、「ブライダルチェック」だったのです。「ブライダルチェック」=結婚を前にした女性のためのトータルチェックのイメージ。もちろん、私のなかでもその意味合いがないわけではないのだけれど、実際のところそういった予定がないわけだから…受けてもいいのかと敷居の高さを感じずにはいられません。

そんな迷いを断ち切ってくれたのが、あるウェブサイトに書かれていた言葉。「ブライダルチェックには、自分自身が健康であるかどうかという単純な検診の意味もある」に後押しされました。この言葉を見つけられなかったら、長いこと迷ったままだったかもしれません。

婦人科検診は、「わーい、検診楽しみっ」というものではないから、予約する前の勢いが大事だと思うんです。もし、「ブライダルチェック」という名称が違うものだったら、勢いをくじかれなかったかも。

それはさておき、このときは確か2021年11月初旬——。生理周期や仕事のスケジュール、クリニックの空き状況のすべてがマッチして予約が取れたのは、まさかの12月24日・クリスマスイヴ。39歳10日め。まあ、いいかと予約確定の表示をタップ。のちに聞いた話だけれど、クリスマスイブやクリスマス当日は、比較的予約が取りやすいそう。確かに、クリニックの待合室には人が少なく、名前を呼ばれるのも驚くほど早くて拍子抜けした記憶があります。

さらには、問診や検査にかかった時間も約40分と予想よりだいぶ短め。途中、採血管6本分の血液を採って休んだりもしたけれど、いざ受け始めてしまえばあっという間です。

もっとも懸念していたパートナーについての質問も一切されず(複数枚ある問診票のその部分をすべて空欄にしたから)、ホッと一息。ただ検査後の最後の問診で、肝に銘じなくてはならないお言葉をいただきました。

「もし、妊娠を希望されるのであれば、年齢のこともあるので不妊外来を受診することをおすすめします」

ここにきて、頭を鉄球で殴られたかのような衝撃でした。でもきっと、検査内容が検査内容なだけに、医師としてもこういう言葉を伝えなくてはならないんだろうな…と。兎にも角にも、こうして初めての「ブライダルチェック」が終了。かかった費用は約3万円と安いものではなかったけれど、感想としては受けてよかった。

検査を受けたことで、これからどうするのか——それを決められたわけではありません。ですが、自分の健康状態を知れたことは、「知らずに焦り・不安を感じていた」ときよりもはるかに気分が軽くなったように思えます。

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高木沙織

高木沙織

ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。



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