もはや匠の技、18年もののアイメイクに戦慄! 40歳の自分に合うが知りたい【連載 #発酵適齢期】

 もはや匠の技、18年もののアイメイクに戦慄! 40歳の自分に合うが知りたい【連載 #発酵適齢期】
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高木沙織
高木沙織
2023-07-27

つい定番化しがちな“アイメイク”だけど、大人になるにつれて違和感の原因にもなるのが“アイメイク”。40歳の正解は…?

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こんにちは。ライターの高木沙織です。

ある朝、メイクをした自分の顔を見てひと言「よくわからないけど…なんか変!」。メイクなんて昨日今日に始めたものでもないのに、見れば見るほど違和感しかないんですがっ(焦)。これってどういうことでしょう? コロナの流行中には、自宅から出ないのをいいことにメイクをする機会が減り、マスクをして過ごす日々には顔の全体像を忘れ…。いや、これは原因じゃなくて単なる私のイイワケ。

意を決して正面や横、斜め、上、下…、鏡の角度を変えてみて「はっ!」としました。アイメイクが、アイメイクが(2回目)絶望的に似合ってない…。それもそのはず、思い返せば18年もやり方を変えてないんですから。これはある種の匠の技?

第10回目の『発酵適齢期』、今回のテーマはアイメイクです。

18年間、ず~っと同じアイメイクってある意味スゴい!

18年前といったら、ピチピチ・プリップリの22歳だった私。そんな社会人になりたての頃から、数回の転職を重ね、人生経験もまあそこそこ。身も心も大人になった今に至るまで、ずっと同じアイメイクをし続けてきたことに戦慄が走ります。そこで改めて、匠の技と化した熟練のアイメイクの手順をおさらいしてみることにしました。

まずは、アイシャドウ。薄めのベージュをアイホール全体にのせ、それよりもうちょっとだけ発色のいいブラウンを二重幅より広くブラシでササッ。締め色には鉄板のくっきり濃いブラウン。これでもかと言わんばかりに二重幅を塗りつぶしたら、下まぶたにも同じ色を使って目尻に“くの字”を描きます。早くも「そのメイク、懐かしいんだけど」なんて声が聞こえてきそう。

さて、気を取り直してビューラーでまつ毛を持ち上げたら、お待ちかねのアイラインです。使うのは、もちろんリキッドアイライナー。それもかたくなに黒一択! ためらうことなく目頭から目尻+2~3mmまでラインを引いたら、ボリュームタイプのマスカラを塗って終了。がっつり囲み目メイクの一歩手前といったところでしょうか。アイメイク盛り盛り世代にとって、これくらい朝飯前! 嬉しいことに、ここ何年かでまた囲み目メイクが流行ってきていると聞きます。しかし、それとはなんか違うんですよね…。あか抜けない? 古臭い? そもそもこのアイメイクが顔と合わなくなってきているのが問題なのでは。じゃあ、薄めのアイメイクをしたらどうなる?

脱・マンネリアイメイク! …のはずが、しっくりこなくて顔が迷走中

20代の頃の自分の顔と、40代になった自分の顔が違うのは当たり前。とはいえ、それなりにエイジングケアには気を使ってきた私。だけど、フェイスラインはぼやけてくるし、頬がたるんで中顔面(眉下~唇までの範囲)が長くなった気はするし、ほうれい線だって薄っすらある。目元には、眼窩脂肪と呼ばれるぷっくりと盛り上がった黒くまも健在です。

確実に変化していっている顔に、変わりのないメイクがしっくりくるわけがありません。それが顕著にあらわれているのが、目元。ブラウンアイシャドウはくすみを助長し、キラキラなラメは小じわに入り込む。メイクをすると、不自然に浮いちゃう。浮く=悪目立ちする、のなら淡いカラーのアイシャドウを使ってみようじゃありませんか。アイライナーだって、これまでは見向きもしなかったブラウンのペンシルにチェンジ。

ところがせっかくの思い切った行動も、ただ薄ぼんやりと目元の存在感がなくなっただけ。顔の余白が余計に気になる始末。むなしい…。もう、どうしたらいいのさ! これまではどこか敬遠していた老け見えしないメイク系の記事も読んでみたけど、いまだ解決策が見つかりません。

さらに初めは1ヶ所だけだった目元の違和感も、ベースメイクやら眉の形やら、顔から飛び出してヘアスタイル、ファッション…と広範囲に広がってきている気がする。もう、気になりだしたらキリがない状態なワケです。でもでも、気にしなくなるのもエイジングが加速してしまいそうで、もう…どうしたらいいのさ! すみません、取り乱しました。

とにかくここ数ヶ月の私は、目下自分に合うアイメイクを模索中。それゆえ、顔が不安定です。「顔、変わった?」と思っても、心の内に秘めていただけるとありがたい。大人女性のみなさん、私にこの違和感問題のいい解決策を教えてください。

それではまた、第11回目で。

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高木沙織

高木沙織

ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。



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