【キツくない】反り腰を治すにはまずコレ!背中&腰の緊張を取る「背中呼吸」とは?
反り腰を治そうと無理してキツい腹筋運動をしていたりしていませんか?反り腰でお悩みの方はお腹を鍛えるよりも先にやるべきことがあります。それが「背中呼吸」。反り腰のチェックとともに方法をご紹介します。
まずは反り腰チェック!
お尻の厚さ分くらいのすき間を空けて壁に背を向けて立ちましょう。後頭部・肩甲骨・お尻を壁につけます。この時に腰にできるすき間をチェックしていきます。このすき間が手のひら一枚分くらいであれば正常と言われます。手のひらが二枚入ってしまったり、こぶしが入ってしまったりすると反り腰と言えるでしょう。
反り腰のタイプは2つ
チェックであったように、反り腰とは腰椎が過剰に反っていることを指します。腰椎はもともと前弯(前側に凸の曲がり)をしていますが、その前弯が強くなると過剰に反っている状態と言えます。反り腰のタイプは大まかに2つに分けられ、1つは胸を張りすぎることなどによって骨盤が前傾して腰椎を圧迫してしまうタイプ。
もう1つは、骨盤を前にせり出すことによって肩よりも股関節が前に出て腰椎を圧迫しているタイプです。この姿勢はスウェイバックとも呼ばれ、出産間近の妊婦さんや肥満によりお腹が出ている人は重心を前に移動することが多く、この姿勢になりやすいと言われています。どちらのタイプも共通しているのは腰が緊張し、お腹が緩んで腹圧が抜けやすいということです。
まずやるべきは緊張を取ること
腰の硬さがあるままだと腰痛を引き起こしやすくもなります。背中を広げるようなイメージをしながら呼吸をする「背中呼吸」を行うことで、無理なストレッチや筋トレをせずに背面を伸ばすことができます。
腰の緊張を取るチャイルドポーズでの背中呼吸
やり方
1)正座になり、膝同士をくっつける
2)上体を前に倒し、おでこを床につける
3)腕は軽く伸ばし、両手のひらを床につける
4)背中を丸めたまま呼吸をする
5)完全に息を吐ききったら、肩がすくまない程度に吸って、また吐ききるを続ける
6)息を吸うことで背中が広がるイメージをする
7)10回程度行なったら、頭の脇に両手をついてゆっくり起き上がる
AUTHOR
門馬里菜
医療機関にて事務職として勤務する中でヨガと出会う。ストレスからくる体調不良をきっかけに人生を見直し、ヨガインストラクターへと転身。現在は仙台市と地元である南相馬市の2拠点でヨガを伝えている。【取得資格】IHTAヨガインストラクター2級/小顔フェイシャルヨガインストラクター/IHTAヨガインストラクター1級/RYT200
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