「私の骨盤、正しい位置にある?」【10秒でわかる】セルフチェックと骨盤を正しく建てる方法
エクササイズやレッスンで「骨盤を立てる」というフレーズを聞いたことがあると思います。その時に正しく骨盤を立てられているかどうか、自分では判断が難しいと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今日は10秒でわかる、骨盤を正しく立てられているかどうかをセルフチェックできる方法をご紹介します。骨盤が前や後ろに倒れる癖は人それぞれ。自分自身で骨盤を正しい位置に戻せるようになると、エクササイズの質が上がり、姿勢が良くなったり、ボディメイクに役立ちます。ぜひ一緒にやっていきましょう。
骨盤が正しく立つと、お尻に自然と力が入る!
骨盤が正しく立てられているかどうかを判断するには4つの項目があります。
・骨盤の傾き(前や後ろに傾いていないかどうか)
・骨盤の高さ(左右の高さに差がないかどうか)
・骨盤のねじれ(左右どちらかが前に出ていないかどうか)
・坐骨の位置(左右どちらかが上がっていないかどうか)
骨盤を立てる際、これらの項目を意識してほしいのですが、全て目視で判断する基準です。そのため、セルフチェックとして判断するには正確さに欠けます。大事にしてほしいのが、この項目を意識した上で「お尻に自然と力が入るかどうか」です。
4つの項目を意識できた時に、初めて無理なくお尻に力が入るようになります。見た目だけで判断するのではなく、自分の体に意識を向けて、セルフチェックしてみてください。それではやり方を説明します。
10秒でわかる!骨盤が正しく立てられているかどうかセルフチェック
1)立ち膝になります
この時、骨盤の傾き、高さ、ねじれ、坐骨の位置を意識しながら、骨盤を立ててください。骨盤が正しい位置にあると、自然とお尻に力を入れやすくなります。猫背や腰を反らせないように気をつけましょう。最初は鏡の前で姿勢や骨盤の位置を見ながら行いましょう。
2)お尻に力を入れたまま、片足を前に出します
お尻に力を入れたまま片足を前に出し、この姿勢のまま10秒キープしましょう。終わったら、反対の足を前に出して行ってみてください。お腹を軽くへこませると、キープしやすくなります。これができたら、骨盤が正しく立てられています。逆に、お尻に力が入りにくいと骨盤が立てられていない証拠です。セルフチェックで骨盤をいつも正確に立てられるように心がけてみてください。
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AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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