本気で効く「たった3つのエクササイズ」理学療法士が解説!【お腹痩せが失敗してしまう14の要因】
「お腹痩せ」3つのエクササイズ
さて、結構キツめですが必ず効く「お腹痩せ」3つのエクササイズを紹介します。
体幹、つまりお腹のある胴体部分の運動には、
・屈曲と伸展(体幹を丸めたり反ったりする)
・側屈(体幹を左右に倒す)
・回旋(体幹を左右にねじる)
の3種類があります。
この3種類すべての運動方向でエクササイズを行うことが重要なため、3種類を取り入れたメニューにしました。
①バックランジ&ニーアップ(屈曲と伸展)
両脚を前後に大きく1m以上開き、ランジのポジションになります。前の膝は直角に曲げ、後ろの脚は踵は付けずに爪先だけが地面に付いています。そこから息を吐いて、後ろの脚を前方に動かして、お腹を目いっぱい引っ込めながらその膝をおへそに近づけるように高く持ち上げます。そこから息を吸い、上げた脚を後方へ戻して爪先を地面に下ろします。同じ脚を10回連続で持ち上げたあと、反対脚を10回行います。
②サイドベンド(側屈)
両脚を肩幅に開き、両手をバンザイします。そこから息を吐きながら、上体をできるだけ真横に倒します。両腕は頭の延長上に、大体水平になる高さを目標に伸ばし続けます。そのまま10秒キープします。キープの間はお腹を目いっぱい引っ込め続けます。吸って上体を起こして反対側に倒して10秒キープします。これを5回繰り返します。
➂ツイスト(回旋)
両脚を肩幅に開き、両肘は直角に曲げてロボットのように外側に広げます。そこから息を吐きながらお腹を目いっぱい引っ込めながら後ろに振り返ります。肘は外側に張ったまま、踵をみるような感じで上体を少し反らせながら捻ります。吸って正面に戻ります。同じ方向に10回捻ったら、反対側も10回行います。
AUTHOR
堀川ゆき
理学療法士。ヨガ・ピラティス講師。抗加齢指導士。2006年に渡米し全米ヨガアライアンス200を取得。その後ヨガの枠をこえた健康や予防医療に関心を持ち、理学療法士資格を取得。スポーツ整形外科クリニックでの勤務を経て、現在大学病院にて慢性疼痛に対するリハビリに従事する。ポールスターピラティスマットコース修了。慶應義塾大学大学院医学部博士課程退学。公認心理師と保育士の資格も持つ二児の母。
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