TikTokで170億回再生！？海外で話題「マニフェステーション」（願望実現の法則）やり方とは？

マニフェステーションのテクニックにはどのようなものがあるのか？

コンチャさんによると、特定のマニフェステーションを実践することによる影響は、人によって異なる可能性があるそうです。SNSではさまざまなマニフェステーションの方法が宣伝されていますが、コンチャさんは、自分にとって最も効果的なテクニックを見つけることが重要だと述べています。人生のほとんどのことがそうであるように、万能のアプローチは存在しないのです。

ハッチンソン選手は、日常的に特定の望む結果に意図的に集中する「コンシャス・マニフェステーション」を実践していました。彼は、部屋のあちこちに付箋と目標シートを貼り、常に自分の目標を意識するようにしました。そして数年後、彼はそのほとんどを達成し、2022年のNFLドラフトというスポーツ界最大の舞台で、自分の顕在意識による努力を評価されました。

しかし、ハッチンソン選手のように、日記と目標シートを中心としたマニフェステーションだけがマニフェステーションの方法ではありません。思考、チャンツ、ビジュアライゼーション、アファメーションなど、様々な方法でもマニフェステーションを実現することが可能です。

ビジュアライゼーション（視覚化）

ビジュアライゼーションでは、コンチャさんは結果そのものではなく、望む結果に関連した特定の感覚に焦点を当てています。例えば、満員のヨガスタジオ（またはズームクラス）を目指したいなら、興奮してる生徒たちの姿、クラスの一体感、そしてクラスの終わりにシャヴァーサナで安らぎを感じている自分を思い浮かべ、視覚化するとよいでしょう。これは、自分が受け取りたい共鳴と自分の波動とを調和させたいという想いに基づいています。

目を閉じるだけでなく、ビジョンボードを作成することで視覚化することも可能だとコナーさんは言います。リマインダーのボードを作るときは、手に入れたい具体的な結果というよりはむしろ、呼び起こしたい感情を創造するというコンセプトにフォーカスしましょう。

アファメーションの力

アファメーション（自己肯定の言葉）の最も一般的な形の1つ、「私は」から始まる発言は、見通しだけでなく、脳にも良い影響を与えます。ヨガティーチャーであるケイシャ・バトルズさんは、以前ヨガジャーナルに、「ポジティブに"私は…"と述べることは、心に効く薬のようなもの」と語っています。科学的にもこの概念は支持されています。複数の研究が、肯定的なアファメーションは、自身の健康、教育、対人関係に恩恵をもたらすと述べています。これらのマントラを自分に言い聞かせることで、自分が望むアプローチ、感情、経験を実践しているのです。さらに、これらの発言の繰り返しは、それらの原動力には不可欠です。

コンチャさんはアファメーションを実践するとき、それを口にしたり、書き留めたりするだけではありません。彼女は、アファメーションをしている自分の姿を録音し、そのテープを繰り返し再生しています。また、彼女はこのテクニックをクライアントにも使っています。「目が覚めてから20分以内にアファメーションを再生するように勧めています。というのも、その時間帯は、最も感受性が高まるからです」と彼女は言います。このプロセスを通じて、自分の信念を再プログラムすることができます。そして自分が前進させたい新しい物事をアファメーションします。コンチャさんによると、このテクニックは、マニフェステーションに慣れていない人にとって、しばしば最もアクセスしやすいものだと言います。

ジャーナリング（日記をつける）

意図したことがすでに起こったかのように書き留めることで、たとえ声に出すのが怖くても、それを頭の片隅に置いておくことができるとコンチャさんは言います。例えば、まだ実際に起きていなくても、ヨガのティーチャートレーニングを修了したときの気分について書き込んでも良いでしょう。

もし、あなたがマニフェステーションについて悩んでいたり、ジャーナリングに少し行き詰まりを感じたりしているなら、コンチャさんは以下の5つの質問を振り返る（そしてその答えを書き留める）ことを勧めています：

1.今年やるべきことは何だと思いますか？なぜ？

2.今年、何をしたらとても楽しいと思いますか？

3.もしそれが起こったら、あなたは一日中笑顔でいられると思うことは何ですか？

4.もしそれが起こったら、あなたはどんなことをしたいですか？もしあなたが何かをマニフェストするとしたら、それは何ですか？

5.もしそれが実現したら、あなたは誰と一緒にお祝いしますか？

これらの質問に答え、振り返ることで、誰が、そして何が本当に重要なのか、あなたのマニフェステーションを固定することができるとコンチャさんは言います。

ハッチンソン選手以外にも、Twitterという少し変わったフォーマットを使い、自分の夢の役割を文章で表現している有名人がいます。

勿論、一回きりのツイートを送ることは、厳密には現代のマニフェステーションの解釈に当てはまらないかもしれません。しかしながら、それらのツイートの中には明らかに効力を及ぼすものもあります。2018年、ほとんど無名の俳優のシム・リューは、マーベルに俳優志望であることを明言しました。彼はその後、2019年にシャンチー役を射止めたのです。