TikTokで170億回再生!?海外で話題「マニフェステーション」(願望実現の法則)やり方とは?
マニフェステーションでは、どのようなことに気をつければよいか?
マニフェステーションというと、一つの重要な目標を設定し、それだけに集中することだと思われがちです。しかし、それは必ずしも実践の目的ではありません。現在の状況と、自分が掲げるマニフェステーションとの間には微妙なバランスがある、とコナーさんは言います。これは、未来に目を向けているときには難しいことです。しかし、コナーさんは、強力な感謝の実践は、今を生きるのに役立つと言います。「私が時々クライアントと行うことの一つは、彼らに起こっている小さな勝利のすべてと、彼らが愛している日常的に発生している物事を書き留め、栄光のボードを作成することです」と彼女は述べています。このような実践をすることで、特定の結果ではなく、マニフェステーションの実践に集中することができます。欠如しているものに執着するのではなく、あなたの周りの豊かさに目を向けましょう。
予想外の道を受け入れるべき理由
たとえ、あなたのマニフェステーションが起こったとしても、それはあなたが期待するような方法では生まれないかもしれません。それはプロセスの一部なのです。「硬直した直線的な考え方でマニフェステーションに取り組むと、自分のやり方だけに固執して、他の創造的な可能性を見逃してしまうと思います」とコンチャさんは言います。ですから、マニフェステーションを書き留める(あるいはツイートする)ことは強力なツールになりますが、そのプロセスに焦点を当てるようにしてください。目標を設定し、これらのテクニックに取り組むという行為は、目標を達成することと同じくらい重要なことなのかもしれません。
目標設定が役立つ方法
また、マニフェステーションの方法に目標設定の規範をいくつか取り入れるとよいでしょう。スポーツ心理学の専門家であるリージャ・カーター博士は、1つの成果目標を明示することに加えて、より小さなプロセス目標を設定してみて欲しい、と述べています。プロセス目標によって、あなたはその一つ一つのプロセスを丁寧に生きることができる、と彼女は言います。この考え方は、何事にでも適用できます–特にマニフェステーションに関してはそうです。例えば、仕事の昇進を掲げたいと思うかもしれません。その場合、日々の仕事において、例として、より多くの教育コースを受講する、社内の人々とネットワークを築く、といったプロセス目標に焦点を当てると良いでしょう。
また、柔軟性を保つことも必要です。すべてのマニフェステーションが実現するわけではありません(ごめんなさい!)。その代わり、小さなマニフェステーションと大きなマニフェステーションの組み合わせに焦点を当てることで、成功できるように準備を整えましょう。そして、状況が変わったら、それに応じてマニフェステーションを適応させましょう。「(あなた自身に質問してみて)困難で嫌な状況を受け入れるというのは、どういう意味を持つのでしょうか?」とカーター博士は言います。それは、人生における他のものを排除してまで自分のマニフェステーションに向かって努力するのではなく、自分自身と心の健康に気を配ることを意味するかもしれません。そして、それは全く問題ありません。結局のところ、このような困難なシチュエーションは、何かが起ころうと起こらなかろうと、自分自身に優しくすることを後押しし、最も成長を促すことができる、と彼女は言います。
セルフケアをマニフェステーション・テクニックにする方法
アファメーションとビジュアライゼーションを超えて、別の重要なマニフェステーションの実践法があります:それはセルフケアです。「自分自身をどう扱うかは、宇宙が自分をどう扱うかを意味します」とコナー博士は言います。「愛と優しさで自身をケアすることによって、自分自身の価値を認識するだけでなく、宇宙にそれを送信しているのです」と彼女は述べています。それは、自分の人生で誇りに思うことを思い返したり、子供のポーズを数分余計にとったりすることも同様です。自分自身を尊重し、大切にすればするほど、他人にも同様のことが期待できるようになります。あなたの思考はあなたの現実に影響を与えます。これは、別の意味でのマニフェステーションだと捉えましょう。
教えてくれたのは…エレン・オブライアンさん
エレン・オブライアンさんはヨガジャーナル のスタッフライター。ライフスタイル、カルチャー、健康分野を得意とする。Twitter: @ellenobrien0
ヨガジャーナルアメリカ版/「Manifestation Is Officially Mainstream」
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ヨガジャーナルアメリカ版
全米で発行部数35万部を超える世界No.1のヨガ&ライフスタイル誌。「ヨガの歴史と伝統に敬意を払い、最新の科学的知識に基づいた上質な記事を提供する」という理念のもと、1975年にサンフランシスコで創刊。以来一貫してヨガによる心身の健康と幸せな生き方を提案し続けている。
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