【悩みが消えて心満たされる至福の正体】”幸せホルモン”「セロトニン」の分泌を促すヨガ
ヨガをすると“ハッピーホルモン”と呼ばれるセロトニンの分泌が促される——その効果を科学で立証した「セロトニンヨガ®」。心穏やかな日常へ導くその魅力をご紹介!
悩みが消えて心満たされるヨガ後の至福の正体とは!?
ヨガをするとリラックスしてストレスも解消される……これまでなんとなく体感していたヨガの効果が、科学的に立証され誕生した「セロトニンヨガ®」。
「セロトニンヨガ®は、幸せホルモンといわれるセロトニンの分泌を促すとともに、ストレスホルモンであるコルチゾールを抑制する効果に秀でたフロースタイルのヨガ。これはセロトニン研究の第一人者、東邦大学名誉教授の有田秀穂医師に監修いただきながら、ヨガに伴う心拍変動の測定、血液検査、国際基準の臨床心理テスト(POMS)を行い、1年以上かけて200名以上の有効データを集め、その中からもっとも効果の高いシークエンスを厳選しました。成果を立証できたことで、今後はヘルスケアはもちろん、運動療法として医療機関にヨガが導入されることを目指しています」(野村賢吾先生)
実践「セロトニンヨガ®」オリジナル太陽礼拝で体験してみよう
伝統的な太陽礼拝に、縦・横・ねじりの動きをプラスしたオリジナル版。「セロトニンヨガ®」では、主にアクティベーションのパートに組み込むことで、心拍数をしっかり上げていきます。
オリジナル太陽礼拝A
従来の太陽礼拝Aと同じく縦の動きがベースですが、肩関節や胸郭、股関節をしっかり動かすことで、より深い呼吸を促すアレンジが特徴です。運動強度はポーズの難度で調整して!
〈吐〉吐くポジション
〈吸〉吸うポジション
HOW TO
〈吐〉両脚を揃えてターダーサナで立ち、骨盤・背骨・頭頂と引き上げ、まずは深く吐き切る。
〈吸〉内腿を締め、吸いながら両手を頭上に伸ばして軽く後屈。あごは上げずにやや引いて。
〈吐〉吐きながら股関節から上体を前に倒す。ここでは背中を丸め、腹筋を使って吐き切って。
〈吸〉吸って上体を起こし、股関節を引き込み、両手を斜め上へ。膝はつま先より前に出ないように。
〈吐〉膝を伸ばし両手を後ろで組んだら、腹筋を使って吐きながら前屈。両手を床についた前屈でもOK。
〈吸〉左脚を後ろに引き、前の右膝は曲げてかかとの真上に。吸って上体と両手を天井へ伸ばす。
〈吐〉前の右膝を伸ばし、右足裏の拇指球で床を押す。右脚側へ前屈し、お腹から深く吐く。
〈吸〉吸って左脚を床から浮かせ、右脚を軸にして頭を12時、左かかとを6時の方向に押し出す。
〈吐〉深く吐きながら前屈し、左脚は天井へ。左脚は上げられるところまで、もしくは床のままの前屈でもOK。
これでもOK!
〈吸〉吸って上体を起こし、股関節を引き込んで両手は斜め上へ。手のひらを上に向けるとより胸が開く。
〈吐〉吐きながらターダーサナに戻る。脚を入れ替え、反対側でも吸う・吐くを交互に繰り返しながら行う。
教えてくれたのは…野村賢吾先生
ヨガインストラクター、鍼灸師、元立教女学院短期大学非常勤講師。多くのヨガの指導者向けトレーニングで解剖学を担当。インストラクター向けオンライン講座「ヨガシークエンスデザイン®」「セロトニンヨガ®」を監修。
モデル…密山礼巳さん
ヨガインストラクター。大手IT企業勤務の多忙な中でヨガと出会い、2019年に講師へ転身。2021年からセロトニンヨガ®のアシスタントティーチャーとしても活動中。
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