【医師監修】人生の1/3は睡眠時間!睡眠の質を左右する「メラトニン」と「セロトニン」の増やし方

getty images

【医師監修】人生の1/3は睡眠時間!睡眠の質を左右する「メラトニン」と「セロトニン」の増やし方

半田葉子
半田葉子
2021-05-04

私たちは一日の約1/3を眠って過ごします。【一日の1/3】ということはつまり【人生の1/3】。60歳の場合、約20年間眠っていることになります。それだけ私たちにとって「睡眠」はとても重要といえるでしょう。そんな「睡眠」の質を高める2つの習慣とその効果について マクロビオティック歴15年で腸セラピストの ≪素果子|sugashi≫ 店主、半田葉子さんが解説します。

こんな症状、当たり前になっていませんか?

①寝つきが悪い
②寝起きが悪い
③毎日夢を見る
④昼間眠くなる
⑤悪夢にうなされる
⑥睡眠薬が必須である
⑦枕が変わると眠れない
⑧寝ても寝ても疲れが取れない
⑨夜中に何度もトイレに起きる
⑩家族との生活リズムが合わず眠りが浅くなる

睡眠は他の人と比べることが難しく長い間の習慣として当たり前になっているころも多いため、その症状に気づかないこともしばしばあります。上の症状がひとつでも当てはまる人は、眠りの質を良くすることで、その症状が改善できるかもしれません。

睡眠
【こんな症状、当てはまりませんか?チェックリスト】
①寝つきが悪い②寝起きが悪い③毎日夢を見る④昼間眠くなる⑤悪夢にうなされる⑥睡眠薬が必須である⑦枕が変わると眠れない⑧寝ても寝ても疲れが取れない⑨夜中に何度もトイレに起きる⑩家族との生活リズムが合わず眠りが浅くなる
イラストAC

眠りを左右する「メラトニン」

みなさんは「メラトニン」という言葉を聞いたことがありますか?
「メラトニン」は脳の中央部・深いところにある「松果体」という場所から分泌される「睡眠リズムを調節する物質」です。夜になると眠くなる現象は体内の「メラトニン」が増加していることが影響しています。この「メラトニン」を意識的に増やすことで心身の安定と質の良い眠りに近づけていきます。

「メラトニン」の役割と相乗効果

メラトニンには睡眠リズム(サーガディアンリズム=体内時計(注1))を調節する作用の他にもさまざまな役割があります。
・深部体温を下げ、深い眠りに導く作用。
・強い抗酸化作用。(ビタミンCやビタミンEよりを上回るというデータもあります。)
・免疫力を高める作用。
・がん細胞の増殖を抑える作用。

・抗がん剤や放射線治療の副作用である免疫低下を抑制する作用。
・身体と心の、ストレス緩和、修復及び回復。(注2)

注1)別名「概日リズム」私たちの体内時計は約24時間よりやや長いと言われています。
注2)私たちの心身(脳などの臓器、細胞、筋肉、感情、感覚)は寝ている間に回復・修復されています。

「メラトニン」がしっかり作用することで、私たちの身体は夜になると自然に眠くなってきます。そして寝ている間に、「メラトニン」はその強い抗酸化作用や免疫向上作用により、私たちの心身を修復、回復してくれます。乱れがちな体内時計とともに、心身の調整が行われることにより、私たちは質の良い深い眠りと気持ち良い朝を迎えられるようになっていくのです。

体内時計
イラストAC

睡眠の質を上げることで得られる作用

睡眠は心や体を健やかにしてくれる他にも、一時的な短期記憶を留めるための長期記憶に移し替える処理や、運動記憶(手続き記憶)を固定させる働きがあるともいわれています。

AUTHOR

半田葉子

半田葉子

vegan菓子 《素果子|sugashi》 店主/バウエル腸セラピスト/KUSHI macrobiotics Level2修了 地方veganカフェの立ち上げやメニュー提供、海外のオーガニック事情調査、くるみの木東京店店長などを経て、【OnlineStore:素果子|sugashi】 を始動。 15年のマクロビオティック生活と自身の経験と知識を活かし、「入れる選択と出す力~季節(自然)に寄り添ったここちよい暮らし~」を個人・企業向けに提案しています。

RELATED関連記事

All photosこの記事の写真一覧

睡眠
体内時計
太陽
body
facebook

Yoga Journal Onlineをフォロー

Facebookページでいいね!する