GW明けのメンタル不調…これって五月病?【幸せホルモン「セロトニン」の分泌を促すポーズ&習慣】

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GW明けのメンタル不調…これって五月病?【幸せホルモン「セロトニン」の分泌を促すポーズ&習慣】

八田幸子
八田幸子
2021-04-13

こんにちは、八田幸子です。「声で心を整える」をコンセプトに、日本声ヨガ協会を主宰しています。 4月に新年度が始まってフレッシュスタート!新しい環境で意気揚々と頑張る中で迎えるGWで気分転換!...そんな後に起こりやすいのが、気分がやたら沈んで、やる気が出ない、魂が抜けたようになる...という症状。もしからしたら、それは「五月病」かもしれません。

五月病とは?

特に受験から解放された新入生や会社の転属者が、GW前後に無気力になることを「五月病」と言います。最近では、研修が終わった新社会人等がこうした状態になるのを「六月病」と呼ぶこともあります。これらは、病院で使われる正式名称ではありません。

五月病の原因

新生活には大きな環境の変化を伴います。新鮮な毎日にドーパミンが出て若干ハイな状態になっていても、環境に慣れはじめたGW明け頃に、積み重なったストレスが表面化しやすくなります。自分のストレスに気付かずにいた人の中には、急な自分の変化を受け入れられず、無気力な自分を信じられず、認められず、余計に症状が悪化してしまうということも。

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まずは五月病の症状に気付くことが大切/getty images

五月病の症状

症状としては、主に以下のような例が挙げられます。

1. 外出するのが億劫になる
2. 食欲不振
3. 寝られない、起きられない
4. 気分が沈んで、やる気が出ない
5. めまいや動悸等、今までになかった身体の不調

五月病予防のために知っておきたいこと

五月病になりやすい人の特徴

・几帳面
・完璧主義者
・責任感が強い
・真面目で頑張り屋
こうした傾向にある人がなりやすいと言われています。

五月病の予防には

五月病予防で最も大切なことはシンプルで、「規則正しい生活をする」ことです。新しい環境に身を置くと、最初はやる気がみなぎり、ついつい色々なことを詰め込んでしまいがちです。規則正しい生活、バランスのいい食事、質の良い睡眠...これに勝るものはありません。生活リズムを一定に保つように心がけることが大切です。新しい環境で、浮足立ってしまう心を、ほどよく落ち着かせて、いつもの自分のリズムを思い出しましょう。

幸せホルモン「セロトニン」が鍵!

幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」をご存知でしょうか。これは、脳内で働く神経伝達物質の1つで「感情や気分のコントロール」や「精神の安定」に深く関わっています。

取り入れたい食材

セロトニンは脳内で作られますが、その材料として必須アミノ酸のトリプトファンが必要となります。トリプトファンが多く含まれている食材は主に、豆腐・納豆・醤油・味噌などの大豆製品、チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品などです。さらにトリプトファンからセロトニンを合成するときには、「ビタミンB6」が必要です。ビタミンB6を豊富に含むのは玄米、牛や豚、鶏のレバー、マグロや鰹の赤身などです。

ビタミンB6
ビタミンB6/イラストAC

セロトニン活性化のための運動

セロトニンを増やすには「リズム運動」が効果的です。ヨガは朝晩問わず気軽にできるリズム運動なので最適です。胸を大きく開いたり、上へと伸びる意識を持つことで、気持ちを前向きにする効果が期待出来ます。ヨガの呼吸のリズムがセロトニンを活性化し、気持ちが良い!と感じられる運動は、毎日の疲れを癒してくれるはず。本来の自分に立ち戻る方法を知って活用できていれば、五月病は怖くありません。

ヨガ
ヨガには気持ちを前向きにする効果が!/getty images

幸せホルモン「セロトニン」の分泌を促すヨガポーズ

憂鬱な気持ちを吹き飛ばすためのポーズをいくつかご紹介します。セロトニンを活性化させる、リズム(呼吸)を忘れずに自然呼吸を繰り返していきましょう。

キャット&カウ

四つん這いになって、背中を丸めたり(猫のポーズ)、反らせたり(牛のポーズ)を繰り返す動きのことをいいます。背骨周りを通る自律神経を刺激することで、リラックス効果や血行促進効果が期待できます。今回は気軽にいつでもできるように椅子の上でもできる方法をご紹介します。

やり方

1. 膝が直角になる深さで椅子に腰をかけます。
2.    足の裏がしっかり地面に接地しているのを感じます。
3. 息を吸って背筋を伸ばして、吐く息で背中を丸めて目線をおへそに。
4. 吸いながら背中を反らせて胸を開きます。目線は斜め上へ。
5. 吐いて背中を丸め、目線をおへそに。
6. 5回ほど深い呼吸と共に背中の曲げ反らしを繰り返します。

動画でも確認してみよう

今回はキャット&カウをご紹介しましたが、他にもアップドックや立ち木のポーズを一定のリズムの呼吸を保ちながら行うのもオススメです。ぜひ、日常生活に取り入れて変化を体感してみてくださいね。

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八田幸子

八田幸子

「声で心を整える」をコンセプトに、日本声ヨガ協会(voiceyoga.jp)を運営しています。高校チア部で声枯れや腰痛に悩んだのがきっかけでヨガで自己管理を始め、20歳でヨガ発祥地であるリシケシに単身都印してRYT200を取得しました。(Yogrishi Vishvketuに師事) 青山学院大学卒業後、スポーツキャスターを経て独自に声ヨガ (ボイスヨガ)プログラムを開発。健康経営支援や講師育成に力を入れています。https://linktr.ee/voice_yoga

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