セロトニン不足になる梅雨時期におすすめ!牛肉とトマトのパクチースープ【管理栄養士のレシピ】
体の栄養だけでなく、心にも栄養を。心で味わいほっと自分に還ってこられるようなスープのレシピを、管理栄養士の高波紗希さんに連載形式で教わります。
年に一度のじめじめ期。湿度や気温の変化と共に、ココロまで不安定になりやすいシーズン。
今回は、心身共に不調が出やすく食欲も乱れやすいこの時期にぴったりなエスニックスープをご紹介いたします。
今が旬の食材『トマト』の効能
夏野菜の代表とも言えるトマトですが、実は高温に弱いため、実は春から初夏にあたる今が最も美味しい時期となります。
栄養面としても、リコピンやビタミンCにより強い紫外線から肌を守り修復してくれたり、高湿度により気になるむくみをカリウムが解消してくれる効果も期待できます。
梅雨にはセロトニンを
梅雨は日照時間の不足により、幸せホルモンと呼ばれる『セロトニン』が減少しがち。そのため、気持ちが落ち込みやすかったり、だるくてやる気がでないなんて日々が続きやすくなります。
今回スープに使用する牛肉には、このセロトニンを増やしてくれる、トリプトファンとビタミンB6が豊富に含まれています!
他にも、カツオやまぐろなどのお魚や大豆製品、レバーやバナナもおすすめです。
今回は、そんな憂鬱な梅雨をココロとカラダもハッピーに乗り切るのにぴったりなスープをご紹介いたします。
梅雨をハッピーに乗り切る!牛肉とトマトのパクチースープの作り方
材料(2人分)
・トマト...1個
・牛小間切れ肉...100g
・パクチー...20g
・片栗粉...小さじ1
・塩...少々
・酒...大さじ1
・ナンプラー 小さじ2
・ごま油 大さじ1/2
作り方
①トマトはへたをとり、6~8個のくし切りにする。牛肉に塩と片栗粉をふりかけてまぶす。
パクチーは根本を切り落として1cm幅に切る。
②鍋にごま油を熱し、トマトを入れて両面を軽く焼きつけたら水と酒を入れひと煮立ちさせる。
そこに牛肉とナンプラーを入れて1分ほど煮て器に盛り、上にパクチーをのせて完成。
AUTHOR
高波紗希
管理栄養士。11年間に渡る摂食障害を「食とこころ」と向き合い、整えることでありのままの自分を認め克服した経験から【 自分を大切にする、食とこころの栄養学 】をテーマにSNSで発信をしている。食べることに対する罪悪感や、生きづらさを感じている方に向けて、素材を大切にしたグルテンフリーの料理教室やレシピ提供、講座、相談室など多方面で活動している。
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