「ピキーン!」と張る内ももがほぐれる!「開脚すると痛い」が変わる、太もも内側の筋膜リリース

 「ピキーン!」と張る内ももがほぐれる!「開脚すると痛い」が変わる、太もも内側の筋膜リリース
Adobe Stock
伊藤香奈
伊藤香奈
2022-02-10

開脚をしようとしたら、膝の内側から脚の付け根までピキーーンと張り詰めたような痛みを感じる事はありませんか?それ、内ももの筋肉がガチガチに固まっているかもしれません。やさしく&簡単に筋肉をほぐしていきましょう!

広告

内ももがピキーンと張る原因は?

開脚を行うとき、脚を広げたら膝の内側から太ももの内側全体がピキーンと張り詰めたような痛みや違和感を感じたこと、ありませんか?太ももの内側の筋肉は、細い筋肉や薄い筋肉などが多くあり、太ももの前側や裏側の筋肉のように大きく厚みのある筋肉とは違います。そのため、ピキーンと張り詰めたような痛みが起こりやすいと言われています。このような痛みの場合、すでに筋肉は突っ張って硬くなっているわけですから、さらに引っ張るようなストレッチは逆効果になることも。筋繊維をほぐすような筋膜リリースがオススメです。

また、太ももの内側は太い血管が通っているため、この部分をほぐすことで下半身の冷えや脚のむくみを改善する効果も期待できます。

たった2ステップ!内もも筋膜リリース

太ももの内側の筋肉を優しくほぐすような筋膜リリースを行っていきましょう。筋膜リリースローラーを使ってご紹介していますが、ヨガブロックやフォームローラーで行っていただくこともできます。

やり方

 

1.マットに座り片足を伸ばし、ローラーを伸ばした脚の太ももの下に置く

筋膜リリース
1.マットに座り片足を伸ばし、ローラーを伸ばした脚の太ももの下に置く

2.つま先を内側に倒す・起こすを繰り返し、ローラーに太ももの内側をあてる(手でサポートしながら行うと動かしやすい)

筋膜リリース
2.つま先を内側に倒す・起こすを繰り返し、ローラーに太ももの内側をあてる(手でサポートしながら行うと動かしやすい)

この動きを、脚の付け根→太ももの真ん中→膝のお皿のすぐ上、の3か所に分けて行っていきます。1か所30秒~60秒を目安に行ってみましょう!

 

筋膜リリースローラーが活用できる色々なエクササイズやリリースを試したい方は、股関節ヨガチャンネルをチェック!

広告

AUTHOR

伊藤香奈

伊藤香奈

股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

筋膜リリース
筋膜リリース
「ピキーン!」と張る内ももがほぐれる!「開脚すると痛い」が変わる、太もも内側の筋膜リリース