与謝野晶子も歌に!明治時代から悩める女性を支える「命の母」が進化中【栗尾モカの更年期大学#5】
「生理期間をより快適に」「女性らしさを大事にしたい」あらゆるニーズをサポート
――更年期の不安は「悩んでいるのは私だけじゃないんだ」と思うことで緩和されることも多いと思います。自分に合う情報を探す中で、「命の母」が色々なライフスタイルに寄り添ってくれていることは嬉しいですね。生理時のための「命の母ホワイト」という製品もあることは、初めて知りました。
白石さん:生理前にイライラする、怒りっぽくなる、落ち込みやすいといったPMS(Premenstrual Syndromeの略で「月経前症候群」。月経前後3~10日の間に続く精神的、身体的な症状で、月経が始まるとともに症状がおさまったり、なくなったりするもの)の時など、心や身体に不調を感じたら服用して頂くお薬で、11種類の生薬が含まれています。
※道の道症の症状には、例えば、生理3〜10日位前にあらわれて、生理開始とともに消失するイライラなどの精神症状や身体症状である月経前症候群(PMS)も含まれます。
――生理のときでも仕事や家事をしなくてはならない時には特に助かりますね。先日、ニュースで生理による体調不良があっても休暇を申請している女性が少ないことが伝えられていました。労働基準法によって生理休暇はすべての企業に義務付けられた制度なのですが、認知度が低いことと、男性上司に伝えることをためらうといった理由で取得する女性が少ないとのことです。
私は以前航空会社でCAをしていたのですが、生理休暇をとらない人の方が少なかったので、スケジューラーの男性にも臆せず伝えて休んでいました。生理の症状は寝込むほど重い人も中にはいるので、生理休暇を取得しやすい社会になって、お薬を飲んで自宅で休めるような環境が定着すると良いなと思います。
白石さん:生理期間以外では、「エクオールと和漢のサプリ」という製品もあります。こちらは、女性らしさ成分であるエクオールと、和漢の力で心身を応援するサプリです。「なんとなくやる気がない」や「からだの変化と共に不安を感じることが増えた」など、年齢とともに、こころやからだが変化していることを感じ始めた方におすすめです。
――エクオールは、大豆イソフラボンを摂ると腸内細菌の力で変換されて生まれる成分ですね。今まで、せっせと納豆や豆乳など大豆製品を摂っていたのですが、先日、採尿によるエクオールチェックで「あなたはエクオールを作れません」という結果が出てしまいました(涙)。日本人の2人に1人がエクオールを腸内で生産できないそうですね。該当してしまいましたが、このサプリを飲めば、直接身体に取り込むことができますね。和漢は何が入っていますか?
白石さん:高麗人参、ケイヒ(シナモン)、生姜を配合しており、40代前後の頑張る女性の毎日をサポートします。
――高麗人参が入っているのですね。2000年以上も前から大切にされてきた和漢の王様と呼ばれていますね。高麗人参をサプリで気軽に摂れるのは嬉しいですね。
白石さん:「エクオールα」という美容サポートのサプリもあります。
――美容成分が入っているものもあるのですか!
白石さん:エクオールを含有する発酵大豆イソフラボンに、GABAと亜鉛、燕の巣エキス、アスタキサンチンなどを配合しています。美容をサポートする成分を配合していることがこちらの製品の特徴です。
更年期を卒業した後もしっかりサポート
――なんと更年期以後をフォローされるお薬もあるのですね!「命の母アクティブ」は、どのような症状の方におすすめですか?
白石さん:更年期は過ぎたのに、肩こり、腰痛、重だるさ、冷えなどが辛い方におすすめします。更年期の最中はエストロゲンが急激に低下することで体調が乱れますが、閉経後も慢性的な欠乏状態になるホルモンのバランスをトウキ、シャクヤク、センキュウという生薬で整え、一般的に筋骨を補強すると言われているゴシツは、生命の母シリーズの中でも、アクティブだけに入っている生薬です。また、東洋医学では気を補うと言われる高麗人参も配合しています。現在は北海道のみで販売※をしておりますが、今後は全国展開をする予定です。
※ECアマゾン・楽天・ロハコ北海道限定で販売中
――これからリリースされるお薬なのですか。更年期を過ぎた時期に適した栄養補助ができるお薬は、広く皆さんに活用して頂きたいですね。
白石さん:日本女性は更年期の症状を我慢しがちですし、辛い場合でも周りに伝えない傾向があるので、「自分だけほかの人と違うかな」と思いがちです。でも、遅かれ早かれ誰もが通る道ですし、その時期と向き合い、こころとからだを大切にして頂きたいと思っています。社会においても、更年期症状を周りの人に見せないようにしている方も多いのですが、先輩世代が更年期の話をしてくれないと若い世代は学ぶことが出来なくなってしまいます。これからは、更年期世代が本当の症状を伝えることも大事かなと思っています。
――大学で働いている友人が、20代の後輩に自分が体験している更年期症状を説明したところ、興味を持って聞いてくれたと話してくれました。本当のことを伝えることによって、世代を超えてフォローしあえるメリットも大きそうです。今後、公の場でも更年期に対する意識がオープンになっていくことを期待したいですね。今回は、「命の母」に女性へのエールが詰まっているお話を伺い、心強い気持ちになりました。本日はどうもありがとうございました。
【更年期大学今回の学び】
創業者である笹岡さんの「忙しい女性を助けたい」という真摯な思いを今もブランドスローガンにされ、進化を続ける「命の母」のシリーズは、改めて更年期世代の強い味方!と思いました。「今の体調を改善するために何を飲んだらいいのかわからない」という迷いにしっかり伴走してくれる、「命の母」シリーズは増え続けています。また、白石さんの「若い世代にも更年期のことを伝えることは必要」という話も共感しました。20代の頃、職場で急に理不尽に怒り出す先輩に対して涙することが度々あり「体調のせいかも。ごめんね」と謝られたこともありました。もっと早くから更年期のことを理解していれば、先輩をフォローできたかもしれないと、今になって思います。また、女性の体調の変化について正確な知識がある男性もまだ少ないように思います。更年期に女性の身体にどんな変化が起きているか是非知って欲しいと思いますし、会社や家庭、様々な場所における男女の相互理解に繋がれば理想的ではないでしょうか。
AUTHOR
栗尾モカ
記者・漫画家。新卒で航空会社に就職。退社後、出版社に入り多くの企画に携わる。「ダ・ヴィンチ」で漫画家デビュー後、朝日新聞の社会見学連載、「TVタックル」モバイルサイトインタビュー、女性誌「STORY」の海外・美容取材など数多くの連載を担当。女性のウェルネスをテーマにしたコミックエッセイは、取材の経験がニュースソースになっている。シンガポールのメディアに再就職した際、締切と子育てに追われる中でインド・バンガロールにあるヨガ研究大学(Swami Vivekananda Yoga Anusandhana Samsthana / S-VYASA)により考案されたヨガインストラクター認定プログラムに出逢い、資格を取得。伝統的なヨガ哲学や、心身を癒すメソッドを学び始める。著書に「サロン・ド・勝負」「おしゃれレスキュー帳」(KADOKAWA)「女のネタ帖」(学研)などがある。
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