腰や背中の緊張をリリース!寝る前にもおすすめ、体幹をゆるめるポーズ
デスクワークで長時間同じ姿勢でいると、知らず知らずのうちに背中や腰に負担がかかり、凝り固まってしまいます。そんな緊張状態からリリースするヨガポーズをご紹介! 「子宮美人ヨガ」などを指導するヨガインストラクターの仁平美香先生に教えていただきました。
背骨まわりをゆるめるワニのポーズ
みぞおちを支点にして身体を開いていくポーズ。背骨周辺をゆるめていくことで、インナーマッスルをしなやかにしていくので腰痛の予防にも効果が期待できます。同時に脇の下や腕の付け根も伸ばせるので、肩こりしやすい方にもおすすめです。
HOW TO
1.仰向けで膝をかかえる
仰向けになって両足を軽く曲げ、両手で膝をかかえる「胎児のポーズ」を作る。
2.片足を高く上げて遠くに下ろす
片足を天井に向かって伸ばし、なるべく遠くを通るように意識しながら、すーっと床に下ろしていく。
3.片手で膝をかかえ反対側に倒す
曲げている足の膝を反対側の手でかかえて倒しながら、ゆっくりと体をねじる。
4.ねじった姿勢で大きく5呼吸
膝を反対側に倒しきったら、もう一方の手は床におき、胸を開いて大きく5回呼吸していく。
5.腕をバンザイして全身を大きく開く
一度上体を横に向け、片手を耳の横にバンザイして頭の上に上げ、再度、反対側にねじっていく。
6.みぞおちを支点に体を深くねじる
腕を大きく広げ、膝を手で押さえながら、みぞおち(へそから指3本分上)を中心に体を深くねじっていく。目線は広げた手のほうへ自然に向けて、ウエスト、胸、肩と、体全体が開いていくのを感じながら、ゆっくり鼻呼吸を続ける。反対側も同様に。
POINT
ねじる支点(みぞおち)を決めて動くと奥の筋肉をゆるませやすくなります。
教えてくれたのは…仁平美香先生
ヨガインストラクター、「女性のためのヨガ協会」代表。重度のPMSや生理痛を克服した自らの経験をもとに「月経血コントロールヨガ(子宮美人ヨガ)」「体軸ヨガ」などを指導。セラピストとして整体も行う。2018年1月に、著書『カラダをゆるめてこころを整える はじめての月経血コントロールヨガ』(アンダーザライト・刊)を発売。
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