【皮膚と心の関係】皮膚からストレスを減らす「触れるケア」3つのポイント
ストレスを緩和するための触れるケアのポイント
1.冷たい手で行わない。冷たい手で触れると交感神経にスイッチが入るため、リラックスしたいときやストレスを緩和したいというときは暖かい手で触れるようにしましょう。冬場や炊事仕事で手が冷えている場合はかならず手をあたためてから。
2.早い速度でこすったりしない。肌を痛めるリスクの他、緊張感が生まれやすいため、触れるときもいきなり触れずにゆっくり触れていきましょう。小動物をなでる時のようなイメージをすると良いでしょう。動物に触れるときはいきなり触ったら相手がびっくりして噛みつくかもしれないのでゆっくりやさしく触りますよね? ゆっくり優しく触れてゆっくり離すのがポイント。
3.指先だけでなく手のひら全体と相手の(または自分の)腕の皮膚がそれぞれバターのように溶け合っているようなイメージでゆっくりなでる。ストレスケアに特化して触れるときは押したりせずなでるという感じで行います。びくびくと指先でふれるかふれないかの感じはくすぐったかったり緊張感を与える場合があるのでしっかり手の平と皮膚を密着させると良いでしょう。
呼吸法や瞑想だけでなく皮膚からのストレスケアぜひ習慣にして頂けたらと思います。小さなお子さんがいらっしゃる方は赤ちゃんでなくでも親子で「バターがトロトロに溶けた~」などと言いながらなでなでしあいっこしてみましょう。セルフケアの際は、肌触りよい肌着などを選ぶのもオキシトシンが分泌されてストレスケアにつながります。ぜひ肌触りのよい肌着やパジャマなどに身を包んで、自分に優しく触れる時間をとってみてくださいね。
AUTHOR
仁平美香
WAY-TOKYOヨガ&ボディケアサロン主宰 パーソナルヨガおよびグループレッスンの他、オイルマッサージ、指圧整体等を様々な年代のクライアントに提供。ヨガ講師(WomensAwarenessYoga、月経血コントロールヨガ、産後、マタニティヨガ等、講師養成スクールにて講師育成を行うほか、イベントやレギュラークラスで指導中)、栄養士。女性のためのヨガ協会代表。「カラダをゆるめてこころを整えるはじめての月経血コントロールヨガ」「医師もすすめる血管美人ヨガ」等8冊の著書がある。雑誌・WEB等コラム連載&監修多数。
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