【誰にでもできる】身体を通してストレスを対処する方法とは?|臨床心理士が解説

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【誰にでもできる】身体を通してストレスを対処する方法とは?|臨床心理士が解説

南 舞
南 舞
2021-09-08

現代は『ストレス社会』と呼ばれています。『ストレス発散法』『ストレスマネジメント』など、ストレスを対処するための方法にも強い関心を持たれるようになりました。しかしその一方で、【ストレス】についての誤解が生じている、まだまだ知られていないこともたくさんあるような印象を感じています。今回は、ストレスの対処法のひとつとして、身体を使って対処するという方法にスポットをあて、心の専門家である臨床心理士が解説します。

身体を使うことがストレス対処になる?

以前、ストレスの原因となるストレッサーや、それに伴って起きるストレス反応について触れていますが、そこから少し踏み込み、具体的な対処法についてお話ししていきたいと思います。心理学では、ストレスの対処法、対処スキルのことを【ストレスコーピング】と呼び、問題焦点型・情動焦点型・ストレス解消型の大きく3つに分けられます。この記事で紹介するのは、ストレス解消型と呼ばれるものです。ストレス解消型コーピングには、様々な方法がありますが、特に筆者がオススメするのは、身体を使った方法です。

身体を使うストレス解消型コーピングのメリットとは?

手軽にできる

ストレス発散と言うとお金がかかるイメージですが、自分の身体を使って行うだけなので、費用がかかりません。ストレスへの対処はできるだけ持続可能であることが望ましいので、身一つでできるというのはとても手軽ですよね。

 変化が分かりやすい

フィットネスなどで身体を動かすとスッキリすると思いますし、ヨガやストレッチを行うと身体の強張りが取れ、柔らかくなる感じがすると思います。身体を使うという方法は、『やる前とやった後で感覚が違う』という変化を簡単に感じることができます。変化を感じられるというのは、ストレスの対処においてとても大事なこと。変化という達成感が、ストレスの対処を継続的に行うモチベーションになります。

AUTHOR

南 舞

南 舞

岩手県出身。多感な思春期時代に、臨床心理学の存在を知り、人の心に丁寧に寄り添っていくカウンセラーの仕事に憧れを抱く。臨床心理学、心理カウンセリングを学ぶために、大学院まで進み、「臨床心理士」資格を取得。現在は教育、企業にてカウンセラーとして活動中。ヨガとは学生時代にヨガスタジオの受付のアルバイトをしていた時に出会う。ヨガを始めたことで、身体が自由になっていく感覚に楽しさを感じたこと、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングの考え方と近いものを感じ、ヨガ講師になることを決意。普段のクラスでは、呼吸と身体を繋げ、人と比べず、自分らしくいれるようなヨガの時間を提供できるよう心がけている。

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