「これがストレスになり得るの?」意外な原因は|臨床心理士が答えるストレスとの正しい付き合い方

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「これがストレスになり得るの?」意外な原因は|臨床心理士が答えるストレスとの正しい付き合い方

南 舞
南 舞
2021-08-24

現代は『ストレス社会』と呼ばれており、『ストレス発散法』『ストレスマネジメント』など、ストレスを対処するための方法にも強い関心を持たれるようになりました。しかしその一方で、【ストレス】についての誤解が生じていたり、まだまだ知られていないこともたくさんあるような印象も感じています。前回から数回に渡り、ストレスについてのお話をしています。今回は、『こんなものがストレスになり得る』というところに注目し、心の専門家である臨床心理士が解説します。

あなたが感じやすいストレスの要因【ストレッサー】とは?

まず、ストレスとは一体何でしょうか?ストレス研究の第一人者である、生理学者のハンス・セリエによると、ストレスとは『生体に影響を及ぼす外的刺激によって引き起こされる生体が示す反応』のことを言うのだそうです。心や体に影響を及ぼす外的刺激のことを心理学では【ストレッサー(ストレス要因)】と呼びます。そして、ストレッサーは、大きく3つに分けられると言われています。

3つのストレッサーとそれぞれのストレッサーの特徴は?

物理的ストレッサー

□暑さや寒さなどの温度

□様々な場所の騒音(工事現場の音など)

□明るすぎる、暗すぎるなど光の具合(太陽光や照明など)

□PCやスマホの液晶

□強いにおい(カレーやカップラーメン、香水など)

□満員電車などの人混み

化学的ストレッサー

□化学物質や有機溶剤

□金属

□アルコール(飲酒など)

□喫煙

□食品添加物

□アレルギー反応

心理的・社会的ストレッサー

□家族、親戚、友人、パートナーなど人間関係

□時間(締め切りなど)

□政治や経済

□社会のルール

□生活上で起きる変化(入社、入学、転勤、引越しなど)

□天災やテロ、ウイルス感染など

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南 舞

南 舞

岩手県出身。多感な思春期時代に、臨床心理学の存在を知り、人の心に丁寧に寄り添っていくカウンセラーの仕事に憧れを抱く。臨床心理学、心理カウンセリングを学ぶために、大学院まで進み、「臨床心理士」資格を取得。現在は教育、企業にてカウンセラーとして活動中。ヨガとは学生時代にヨガスタジオの受付のアルバイトをしていた時に出会う。ヨガを始めたことで、身体が自由になっていく感覚に楽しさを感じたこと、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングの考え方と近いものを感じ、ヨガ講師になることを決意。普段のクラスでは、呼吸と身体を繋げ、人と比べず、自分らしくいれるようなヨガの時間を提供できるよう心がけている。

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