憧れポーズ攻略【一つずつ動きをクリアしていこう】「ハンドスタンド」ステップ練習法
憧れのアシュタヴァクラーサナとハンドスタンドも、効果的な練習で確実に上達します。“急がば回れ”の精神で着実にステップアップしていく道のりを、ヤスシ先生が指南。ひとつのステップをクリアしたら、チェックマークを入れて次に進みましょう!
ハンドスタンドに挑戦!
壁を使ったLポーズで体の使い方や筋力をブラッシュアップ。空中キックも練習して、完成ポーズに向かいましょう!
準備
1. 手のくる位置に印をつける
壁に背中をつけて座り、かかと位置にふせん等でマークを。ここが手首をつく位置になる。
2. 足のくる位置に印をつける
次に壁に体の側面をつけて座る。壁側の手を真上に伸ばし、手首の位置に印をつけて。ここが脚のくる位置。
STEP①|Lポーズ
準備1の位置に手首をおき、お尻を壁に向けて四つん這いになる。
背中と肘は伸ばしたまま、まずは壁に座るようにお尻を持ち上げて。
膝は曲げたまま、足先を壁づたいに、一歩ずつ天井方向へ登って。
準備2で印をつけた高さまで足を登らせていく。まだ膝はゆるめていてOK。
足が印の位置まできたら、膝を伸ばす。腿の付け根を引き上げて、腰も伸ばし、目線は壁へ向ける。
STEP②|足上げキッキング
壁から手のひら1個分ほど離して両手をついたら、ダウンドッグに。
左脚を一歩踏み出し、ちょうど両手と右脚の真ん中あたりへおく。
肩を手首の真上においたら、右脚を蹴り上げて腰をフワッと浮かせる。
目線を指先に向けて右脚を振り上げ、腰が肩の上に来たら両かかとを壁につける。
「このときバタ足のように空中で脚を入れ替え、蹴り上げた足(右脚)で着地する練習をすると腰が浮く感覚が得られ、バランスがとれるポジションが見つかります!」(ヤスシ先生)
ハンドスタンドが大成功!
バランスがとれるところで静止し、手首・肩・腰・膝・足首を一直線に並べたら完成!
下りるときは...
両脚でいっきにバタンと下りず、片脚は引き上げたまま片脚ずつ下りるとけがの防止に。
教えてくれたのは…ヤスシ先生
スタジオ・ヨギーのエグゼクティブ・ディレクター。1987年、ダンス留学のために渡米。ダンスと並行してヨガをはじめ、2017年に帰国。日本各地で後進の育成に努めている。
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