エビデンスを得て、日本の学校教育に「マインドフルネス」を届けたい|瞑想サロン・MELONの挑戦
エビデンスを得て、日本の学校教育にマインドフルネスを届けたい
――今後のプロジェクトの展望について教えてください。
橋本さん:今回のプロジェクトは小学校高学年が対象になりますが、今回の効果測定をもとに、未就学児から大学生までなど幅広い層にプログラムを提供していきたいと思っています。ライフステージで感じられることや、価値観なども変わって行きますからね。
また、海外のように、先生たちがマインドフルネスを学び、子どもたちに教えていくというスタイルも作れたらと思っています。学校教育に何かを取り入れるとなると、重要なのは『エビデンスがあるかどうか』です。今回の効果測定でエビデンスが得られれば、学校教育へのマインドフルネスの導入を、国や教育委員会、学校に押しやすくなります。そうなったら、学校教育でマインドフルネスをする日はそう遠くはないかもしれません。そのためにも、今回のプロジェクトに多くの学校に参加して頂きたいと思っています。日本の多くの子供たちにマインドフルネスを届けるために、ぜひご協力をお願いします。
プロフィール:橋本 大佑さん
株式会社Melon 代表取締役CEO。早稲田大学卒業後、15年間の外資系金融機関での勤務を経て、2019年に株式会社Melonを設立。日本初のオンライン・マインドフルネスのプラットフォーム「MELON ONLINE」や法人向けのマインドフルネス研修、個人向けの講演など各方面でマインドフルネスを広める活動を継続中。MELON ONLINE
【小学校へのマインドフルネス導入に伴い、導入先小学校を募集しています】
実施時期 : 2021年5月下旬~2021年12月下旬
対象校 : 全国の小学校
対象学年 : 小学校4~6年
実施方法 : プログラム実施期間の8週間、 対象児童は1日10分以内のプログラム動画を学校で視聴するとともに、 マインドフルネスを実践します。 効果測定はプログラム前後に行います。
プログラム提供 : MELON (プロジェクトの概要はHPに記載)
応募方法 : 指定の申し込みフォームよりご応募ください。
AUTHOR
南 舞
公認心理師 / 臨床心理士 / ヨガ講師 中学生の時に心理カウンセラーを志す。大学、大学院でカウンセリングを学び、2018年には国家資格「公認心理師」を取得。現在は学校や企業にてカウンセラーとして活動中。ヨガとの出会いは学生時代。カラダが自由になっていく感覚への心地よさ、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングの考え方と近いものを感じヨガの道へ。専門である臨床心理学(心理カウンセリング )・ヨガ・ウェルネスの3つの軸から、ウェルビーイング(幸福感)高めたり、もともと心の中に備わっているリソース(強み・できていること)を引き出していくお手伝いをしていきたいと日々活動中。
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