【開脚前に1分○○するだけ】脚の開きが劇的に変わる股関節ほぐし

 【開脚前に1分○○するだけ】脚の開きが劇的に変わる股関節ほぐし
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伊藤香奈
伊藤香奈
2021-05-06

開脚のためには「筋肉をストレッチして柔軟性を高めなければ!」と思っていませんか?いえいえ、もっと簡単に、それも短時間で開脚を変えるコツがあります。それは関節(股関節)をゆるゆるとラク~に緩めることなのです!

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開脚したければ股関節を攻める?

人によって開脚のお悩みは主に2つのバリエーションがあります。

1.もっと脚を開きたい

2.もっと前屈したい

どちらのお悩みの場合でも、腿の裏側の柔軟性やお尻まわりの硬さに原因があると考えるアドバイスや動画がありますが、今回着目したいのは、股関節の「骨」を意識して関節を緩めていく動きです。股関節の周りにはたくさんの筋肉が集中しています。それも、様々な筋肉の「起始」と「停止」とよばれる筋肉の両端が股関節周りに集まっています(筋肉が収縮するときに、動きが小さい方を起始(きし)、動きが大きい方を停止(ていし)という)。束になっている筋肉の繊維をほぐしたい場合、筋肉全体を広範囲にわたってほぐすのではなく、束の付け根をほぐすことで効率的に筋肉全体をほぐす効果が期待できます。

例えば100万円のお札の束をイメージしてみてください。札束の一端を持ち、揺らしていくだけでお札がきれいに広がっていきますよね。何か束になっているものを広げるのに簡単なのは、付け根からブラブラと揺らすことが最小限の力で大きな動きを生むコツであるとわかります。これと同じようなイメージで、股関節の付け根からゆらゆらと揺らしていくと、筋肉全体に振動が伝わり、緩んでいくと考えてみてください。

1.股関節を起点に上半身を緩める

片足を伸ばして座ったら、両手を曲げている方の膝の外へ。股関節を起点にし、つま先を内側に倒す、起こすを繰り返しながら、上半身を大きく揺らしていきます

股関節
片足を伸ばして座ったら、両手を曲げている方の膝の外へ。
股関節
股関節を起点にし、つま先を内側に倒す、起こすを繰り返しながら、上半身を大きく揺らしていきます
股関節
股関節を起点にし、つま先を内側に倒す、起こすを繰り返しながら、上半身を大きく揺らしていきます

2.股関節を起点に脚の筋肉を緩める

脚の付け根に近い太ももを両手で抑え、骨を揺らすようなイメージで股関節を動かす。足先は脱力しておきます。

 YouTubeで繰り返しチェックしたい方は股関節ヨガチャンネルもチェックしてみて。

 

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伊藤香奈

伊藤香奈

股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。



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