【全国で1000万人以上が悩む首コリ】首の動きに左右差がある&首が凝りやすい人のためのセルフケア
全国で1000万人以上が悩んでいるという首の痛み。痛みが強い場合や炎症がある場合などは病院で診てもらう必要がありますが、同じ姿勢が続くなどしてコリによる軽い痛みが出ている場合はホットタオルなどで温めたり、緊張をほぐすセルフケアで緩和していけます。 痛みが出る前に日ごろのセルフケアでこわばりをほどいておくのも大切。首の硬さをケアすることで姿勢も整えることにもプラスになり、呼吸もしやすくなります。 今日は首を動かしたときに左右差を感じるときなどにできるセルフケアを紹介します。
首周りが硬くなりやすい人のためのセルフケア
パソコンでのデスクワークやスマホをみる時間が長いなど同じ姿勢が続くと、首が前方向に出やすくなったり猫背の原因にも。姿勢だけでなく、呼吸の質や頭部への血流、一見遠いように思いますが内臓機能の低下など全身に影響があります。
今日は動かしやすさの左右差がある場合などにおすすめの首周りをほぐすワークを紹介していきますので、首周りがこりやすいという方はご自身のセルフケアに取り入れてみてください。
まずはじめに首を動かして硬さや前後や左右で差がないかチェック
1首を前と後ろに倒して動かしやすさをチェック
2首を左右に倒し、倒しやすさに左右差があるかチェック
3左右にふりむき、振り向きやすさに左右差があるかチェック
チェックできたらセルフケアワークスタート
・痛みがなく、無理のない範囲の力で行いましょう。
・セルフケア中に痛みが増すような場合は中止してください。
・両方とも動かしにくいときや左右・前後差がない場合は両側とも行いましょう。
◇首を前に倒しにくいとき
後頭部で手を組み、首は後ろへ手は前方向に圧をかける。(手と頭で軽く押しあう)
※手と頭の動かす力が釣り合うイメージでおこないましょう。
※1回につき3秒~5秒程度で3セット
◇首を後ろに倒しにくいとき
前頭部で手を組み、首は前へ手は後ろ方向に圧をかける。(手と頭で軽く押しあう)
※手と頭の動かす力が釣り合うイメージでおこないましょう。
※1回につき3秒~5秒程度で3セット
◇首を横に倒すときに倒しやすさに左右差を感じる場合
1,首を倒しやすい側の側頭部に手を当てます。(例えば左に倒しやすい場合は左手で左側頭部に手を当てる)
2 首は倒しやすい方に傾けていき、それを手で押さえる(手と頭で軽く押しあう)
※手と頭の動かす力が釣り合うイメージでおこないましょう。
※1回につき3秒~5秒程度で3セット
◇左右にふりむくときに左右差を感じる場合
1ふりむきやすい側の側頭部に手を当てます。(右にふりむきやすい場合は右手で右側頭部に手を当てる)
2首はふりむきやすい方に動かし、それを手で押さえる(手と頭で軽く押しあう)
※手と頭の動かす力が釣り合うイメージでおこないましょう。
※1回につき3秒~5秒程度で3セット
首のコリを感じたときや動かしにくい方向をみつけたら、痛みのない範囲でやってみてください。
AUTHOR
仁平美香
WAY-TOKYOヨガ&ボディケアサロン主宰 パーソナルヨガおよびグループレッスンの他、オイルマッサージ、指圧整体等を様々な年代のクライアントに提供。ヨガ講師(WomensAwarenessYoga、月経血コントロールヨガ、産後、マタニティヨガ等、講師養成スクールにて講師育成を行うほか、イベントやレギュラークラスで指導中)、栄養士。女性のためのヨガ協会代表。「カラダをゆるめてこころを整えるはじめての月経血コントロールヨガ」「医師もすすめる血管美人ヨガ」等8冊の著書がある。雑誌・WEB等コラム連載&監修多数。
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