シンガポール女性の生理と選択|煩わしい生理とどう向き合っているか【在住ライターがレポート】

 シンガポール女性の生理と選択|煩わしい生理とどう向き合っているか【在住ライターがレポート】
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3. 消臭効果の高いハーバルナプキンを選択する人も

Diana Akhmetianova
Photo by Diana Akhmetianova on Unsplash

生理の悩みと言えば男女ともに「生理痛」が思いつきますが、それだけではないのが生理が煩わしいと思っていしまうこと。例えば「ニオイ」。生理用ナプキンを使用している人であれば経験したことがあるという方もいるかもしれませんが、定期的にナプキンを交換しないと経血のニオイは更に強くなっていきます。

シンガポールで生理用品はナプキン派という人に人気なのが「ハーバルナプキン」。人気なのはローカルブランドの「Padeve」。ナプキンにハーブの香りがついていて悪臭を取り除いてくれます。筆者も使用しましたが、爽やかなハーブの香りはもちろんのこと、使用中ずっとスースーとして、生理の不快感が心地よいものになりました。シンガポール以外でも、台湾ではハーバルナプキンが人気の生理用品の1つです。

4. 生理をポジティブに捉える

Antonino Visalli
Photo by Antonino Visalli on Unsplash

生理の悩みは人それぞれで多岐に渡ります。生理用品が日本で発売されるはるか昔、生理は女性のシモものとしてタブーとして扱われていました。それでも時代の進歩で生理との付き合い方もより快適になり、また悩みや問題をオープンに話せる時代にもなりましたよね。

筆者の住むシンガポールでは、生理は女性の月に一度のデトックスと言う人もいます。また、妊娠や出産など女性だけが体験できる奇跡を可能にしてくれるのも生理のおかげ。生理をプラスなものと捉えている人も多いのです。

生理と仲良く付き合える女性が、今後より増えていければ嬉しいですよね。

ライター/桑子麻衣子
シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘Emmaと夫と3人暮らし。妊娠、出産、育児を経験しヨガを深めたいとインストラクターの資格を取得。Webメディアを中心に記事を執筆しながら、人にも地球にも優しいサステナブル(持続可能)な暮らしの実践を目指すウェブメディア「House of Emma」を運営。ヨガの教えに基づいた「誰でもどこでもできる」をキーワードに、それぞれの暮らしに寄り添ったエコフレンドリーなファッション、ビューティー、ライフスタイル、ヘルスケア、旅行の提案をしている。

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