体の隅々に呼吸を送って温まる!冷えやすい人のための陰陽ヨガ4つのポーズ
陰陽ヨガは、香港在住のヨガティーチャー、ジャネット・ラウが提唱する、新しいヨガスタイル。ヴィンヤサヨガをベースに、心身の状態やニーズにあわせて陰ヨガや禅の教えを取り入れた、バランスを整えるメソッドです。話題の「マインドフルネス」を用いるところも魅力。今回ご紹介するのは、深いリラックスをもたらす「陰のフロー」。疲れやすい人、代謝を高めたい人は、陰のフローのあとに陽のフローを行うことをおすすめします。
陰のフローで体の隅々に呼吸を送りましょう!
集中力がない、頭の中に邪念が溢れているときには陰ヨガを。時間をたっぷりかけてホールドし、筋膜や靭帯、腱に働きかけ深くストレッチしていきます。心にも働きかけ、穏やかで落ち着いた精神を取り戻す効果が。リラックスし、必要最小限の力で行いましょう。とくに、ストレッチしている間は、こわばりを感じる部位に呼吸を送るイメージで行うと、良い効果が得られます。
1.ドラゴン
右足を前に踏み出し、左足は膝をついた状態で後ろに伸ばす。体をまっすぐにキープしたまま、股関節まわり、前の脚の鼠蹊部と内腿の伸びを感じていく。反対も同様に。
2.サスペンションブリッジ
横たわり右足を前に立てる。体を支えている手、下の脚、骨盤を一直線上に。
右膝を前に倒して、体側の伸びを感じていく。反対側も同様に。
POINT
左手の位置は、心地良い位置に自由に調整。支えている手に痛みがあるときは、肘を床に下ろします。
3.ハーフバタフライ
両脚を伸ばして座り、右膝を曲げて、かかとを鼠蹊部に引き寄せる。背中が自然なカーブになるようリラックスさせながら、前屈していく。反対側も同様に。
4.カウフェイス
膝を曲げて両足を床の上に。
左足を右膝の下に入れて右腰の外側へ。右脚を左脚の上に交差させ、右膝を左膝の上に重ねる。そのままゆっくり前屈していく。反対側も同様に。
教えてくれたのは…ジャネット・ラウ先生
陰陽ヨガの提唱者。香港在住中華系カナダ人。オンラインマガジンLIFESTYLEASIAの「香港のベストヨガティーチャー2014」でTOP5位にランクインするなど、アジアで最もホットなヨガインストラクターの一人。陰ヨガをポール・グリリーから、禅と瞑想をティック・ナット・ハンから学ぶ。執筆・チャリティ活動など活動は多岐にわたる。
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