谷村奈南さんに聞く!自分らしく在る、輝く秘訣 #ヨガする人は美しい

 谷村奈南さんに聞く!自分らしく在る、輝く秘訣 #ヨガする人は美しい
photo by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

歌手として、2008年に日本レコード大賞優秀作品賞を受賞し、近年は女優としても活躍されている谷村奈南さん。4年ほど前からヨガを本格的に学び始め、昨年、国際ライセンスである「全米ヨガアライアンス認定RYT200」を取得。現在はヨガインストラクターとしても活動されています。憧れの的として、常に輝き続ける谷村さんに、キレイの秘密を教えてもらいました!

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自分を深く知り、自分の内側に幸せを感じることを意識

----自分らしくあるために大切にしていることは、どんなことですか?

自分を知ることが、大事だと思います。ヨガと出会い、自分の内側を見つめる習慣ができてから『実は私、こう思っていたんだ!』とか『今まで無理していたなぁ…』など、自分自身について、いろいろな発見がありました。でも、まだまだわからない部分がたくさんあると思います。わかったつもりになっていても、時間が経ち、改めて振り返ると『全然わかってなかった』と思うこともあるので、一つ一つの気づきを大切に、これからさらに自分自身を深く知っていきたいです。

----距離が近いぶん、自分を知るのは、難しいことですよね。自分の内側を見つめるために、ヨガのどんなアプローチが役立っていますか?

メンタル面では瞑想ですね。毎日、朝と夜に行い、自分の内側の声を聞き、自分軸のずれを調整しながら本来の自分に戻ることを意識しています。フィジルカルに関しては、ヨガを本格的に学び始めてから、自分にとって快適な体のポジションがわかるようになり、繊細な体の変化に気づけるようになりました。例えば、ミーティングで長時間座っていた日などは、股関節の収縮を感じるので、そういう時は、股関節まわりをほぐすアーサナを積極的に行い、滞りを流すようにしています。

----瞑想やアーサナを行う時に、特に意識していることはありますか?

頭頂〜尾骨を感じることを意識しています。まず、頭頂と尾骨に意識を向け、それから、肋骨や骨盤、内臓など、ふだん置き去りにしてしまっている体のパーツを丁寧に確認します。そして、不必要な感情がたまりやすい背中に意識を向け、たまった感情のゴミを一掃するイメージで背骨にエネルギーを通すと、思わず微笑みたくなるほどの安心感を感じるんです。素敵なお洋服を買ったり、美味しいご飯を食べる幸せとは、また別次元の幸せ。

もちろん、ショッピングや外に出かけることも大好きですが、私の場合、楽しいことが続くと気が上がりすぎる傾向があるので、ヨガでバランスをとり、心と体に静けさや穏やかさを感じ、本来の自分に戻ることを心がけています。外の世界がどんなに賑やかで刺激的でも、自分の中に静けさや穏やかさがあり、それが自分にとっていちばん大事だとわかっていると、すごく安心できますし、そこに戻ることで深いリラクゼーションを感じられます。誰に与えてもらうものではない幸福感を自分の内側に感じることも、自分らしくいられる秘訣かもしれないです。

谷村奈南インタビュー
photo by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

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styling by Motoko Kawano
model by Nana Tanimura
hair&make-up by SHIGE(HK PRODUCTIONS)
text by Minako Noguchi



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