脱プラスチック先進国在住者が提案する「今日からできる4R生活」のヒント
歯ブラシや歯磨き粉・ソープを見直す
年間3億本以上もゴミとなっていると言われる歯ブラシ。毛先が開いたら、すぐ買い換えてしまいますよね。プラスチックが一切使われていない歯ブラシも多く販売しています。歯磨き粉や洗顔やボディーソープに入っている角質除去のためのスクラブもマイクロビーズというプラスチックです。下水を通り海に流れていくものも改めて見直し、代用品を探していくのも良いでしょう。
「安い」「お得」よりも長く使えるものを探す
プラスチック製のものは安価で手に入れることができ便利なものも多く魅力が沢山あります。しかし気軽に手に入れることができるため、捨てることへの躊躇が薄れてしまうのがマイナスな点かもしれません。長く使える質の良いものにファーカスして、大切に使うのも愛着が湧いてくるでしょう。
いかに心地よく楽しみに目を向けてプラスチックを減らしていくか
ただ地球環境やプラスチック問題を対処していかなければならないということよりも、ライフスタイルをシンプルにしていくことの楽しさや心地よさ、また豊かなライフスタイルを築いていくことへ目を向けて継続的に行っていくことが大切に思います。
どんなことへもそうですが、頑張っているのにできないと思うとストレスに感じたり続けられないことへ繋がりますよね。続ける本質として、自分の心地よさを重視すること。環境問題に対して義務と感じるより、いかに自分自身を大切にしていくかがポイントではないでしょうか。自分の心身の健康や心地よさ・自分自身や子どもの未来のために行う方が推進力になるかもしれません。完璧でなくてもいいと思うことや、楽しく前向きにオープンな気持ちで続けていくということ。
私たちは一度立ち止まって考えてみる必要があるかもしれません。そして自分自身に最も合った方法を探し、取り組んでいきましょう。きっと新しい気づきや発見に出会えるでしょう。
ライター/成瀬美紀
ヨガインストラクター。2010年にピラティス・ヨガを始める。その後、国内外でピラティスやヨガ・サップヨガなどのインストラクター資格を取得し、東京にてインストラクターとして活動。 現在はイギリスロンドンに在住。
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