今日からできる脱プラ生活!日用品で取り入れるエコフレンドリーな5つの選択
今まで使い捨てていたもの、いつの間にかゴミにしていたもの...身の回りのものから”サステナブル”に変えていきませんか?
"サステナブル"なものって例えばどんなもの?
サステナブルとは「持続可能な」という意味。sustain(持続する)とable(〜できる)からなる言葉です。「すべての人と地球環境に配慮することで、より良い状態を守りながら未来へと受け継いでいく」ことを持続する、という意味で使われています。サステナブルという言葉が注目されるようになったのは、私たちの住む地球の環境や社会の持続が可能ではなくなるかもしれないからです。
今地球では様々な問題が起こっています。特に環境問題は、何年も前から問題視されていたにも関わらず悪化の一途をたどってきました。中でも「プラスチックのゴミ」に関しては、プラスチックを燃やすことでCO2を排出し、それが地球温暖化につながっていたり、そのプラスチックのゴミが海に流れて海が汚れ、動物への被害などにも及んでいます。
私たちが地球を持続可能にするために、今できることのひとつが、プラスチックのゴミを減らすことではないでしょうか?
今回はプラスチックのゴミを減らすためにできる、身の回りでサステナブルに変えることができるアイテムをいくつかご紹介します。
1.ラップをエコラップに変えよう
日頃からどの家庭でも使われている便利なラップ。ラップは一度使ったら捨てるというのが一般的ですが、このラップを、洗って繰り返し使えるものにチェンジしませんか?
こちらはBeeEcoWrapのミツロウラップ。
GOTSオーガニック認証を受けたコットン生地に、化学物質不使用かつ持続可能な方法で採集したミツロウとコールドプレス製法のホホバ油、木の樹脂を独自にブレンドしたワックスを浸透させて作られたラップです。手の温度でミツロウが少し溶けて、形を自由自在に変えながらピタっと密着し、食材の乾燥を防いでくれます。フルーツやパン、食器に被せるなど、通常のラップと同じように使えます(電子レンジでの使用は不可です)。カラフルでデザインが可愛いので、使うのも楽しくなりそうです。
2.マイカップを持ち歩こう
ゴミ箱にコーヒーのカップが溢れている、そんな場面に遭遇したことはありませんか?そのゴミを減らすために、マイカップを持ち歩きましょう!おすすめはstojoのカップ。
stojoのカップは折りたたむことができるので、荷物にもなりません。マイカップを持ち歩くことに煩わしさを感じないのも嬉しいですね。マイカップを持っていくと割引をしてくれるお店もあるので、節約にもなります。
3.プラスチックの歯ブラシをバンブーブラシ(竹製ブラシ)に
毎日使うもの、そして、頻繁に買い換えるものの一つに歯ブラシがありますが、ほとんどの歯ブラシはプラスチックでできています。そんな歯ブラシを竹を使用したバンブー歯ブラシに変えてみませんか。
ゴミになったあとも、自然に還るものを選択するのもサステナブルです。
4.パッケージフリーのシャンプーを選ぼう
シャンプーやボディソープのボトルもプラスチックゴミになります。詰め替えをするのも1つの手だと思いますが、もう一つご紹介したいのは、そもそもパッケージボトルがない石鹸型シャンプー。
ニュージーランド生まれのエティークは、海洋汚染に心を痛めた1人の女子学生(当時)ブリアン・ウエストがスタートさせた、 ビューティーバーブランド。シャンプーもコンディショナーも、ボトルがありません。
筆者も愛用していますが、使う前は「髪がギシギシしてしまうのでは?」「石鹸だから溶けてしまうのでは?」などの不安がありましたが、実際に使ってみると、髪はサラサラ、ツヤも出ますし、ゴシゴシ泡だてなくても満遍なく髪全体にいきわたるので髪への負担も軽減できていると思います。
5.ストローを使わないorマイストローを使う
ストローはもともと紙製のものが主流でしたが、プラスチック産業の発展でプラスチックのストローは誕生しました。
「そもそも、ストローはなくてはならないものなのか」ということについて、私たちは考えていませんでした。それほどまでにストローは私たちの生活に馴染んでいたからです。「ストローは必要不可欠なものか」という問いに対して、ほとんどの人が「なくても困らない」と答えるのではないでしょうか。
なくても困らないのであれば、ない生活を送ってみてください。ドリンクを頼むと付属してくるので使ってしまいがちですが、断るなど小さな行動を起こしましょう。もしくは紙製、もしくはステンレス製やシリコン製の「繰り返し使える」マイストローを持ち歩きましょう。
"便利への依存"はもう終わりにしよう
”便利依存”から離れていくのが、身近なものを”サステナブル”に変えていく方法だと私は思っています。「小さな積み重ねは大きな結果を生む」、これは環境問題が起きている原因とも言えますが、同様に、問題解決についても同じことが言えます。自分さえよければいい、人間さえ便利で快適に暮らせたらいいという身勝手な思考はもう終わりにしませんか。何かを選ぶとき、自分のことだけではく自分が暮らす地球のために選ぶーーそんな視点を持ちたいですね。
ライター/yurina
美容専門学校を卒業後、更にカナダの美容専門学校へ留学。カナダ滞在中にメイクアップアーティストとしても活動。 もともと自身の肌が弱いことと世界旅行が趣味ということもあり、オーガニックコスメに魅了され、帰国後オーガニックコスメのセレクトショップで働きながら化粧品成分、オーガニックコスメについて学ぶ。オーガニックライフを送る中で、自分の生き方とヨガが通ずるものがあると感じ、ヨガインストラクターの資格を取得しにハワイへ。フリーのヨガインストラクターとして現在名古屋・岐阜を中心に活動中。
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