集中力を高めて心をすっきりさせる「３つのハーブ」

ハーブ③エネルギーを活性化する「ローズマリー」

ローズマリー（学名：ローズマリナス・オフィシナリス）は、多くの文化で人気の精油であり、料理の定番であり、また大変崇拝されている植物です。ローズマリーはポリクレスト、つまりは“多くの方法で役立てられる薬”として考えられています。マシュー・ウッドさんの著書「The Earthwise Herbal」の中で、彼はローズマリーについて次のように書いています。「全身に酸素をたっぷり行き渡らせて燃焼を高めることにより、血中のブドウ糖レベルが低下します。ローズマリーは体全体の機能を高めますが、特に大量の血糖値を必要とする心臓と脳の機能を強化します。また、ルドルフ・シュタイナーは、ローズマリーが自我の感覚を高めると教え、火の要素または体の暖かさに関連させたのです」。

ローズマリーをハーブティーとして飲むときはいつも、「この問題にはこの植物」といったシンプルな植物による対処療法以上の効果があると痛感しています。ローズマリーはアーユルヴェーダで体内のアグニ（消化・代謝の炎）を増し、精神的な明快さを改善するアマ（毒性）を排除します。サザンルートワーク、またはアフリカ系アメリカ民族に伝わる民間療法では、ローズマリーは保護する力を持つガーディアン・ハーブと考えられています。そしてスピリチュアルクレンジングバスや洗顔剤によく使用されています。また、ローズマリーの精油は、気分を改善したり、髪を成長促進したり、リラックス感を高めるのに使用されます。ローズマリーの葉はハーブティーや料理に使用でき、精油は入浴剤やスキンケアに使用できます。ローズマリーは通常ピッタドーシャが強い人には禁忌です。鈍化に苦しむカパのエネルギーが多い人に最適です。

名前：ローズマリー（学名：ローズマリナス・オフィシナリス）

用途：気分の高揚、クレンジング、エネルギーの活性化

使用法：アロマセラピーに使用。その他の用途には、ホホバ油、グレープシード油、オリーブ油、アーモンド油などのキャリアオイルで慎重に希釈してから使用します。推奨される希釈率については、精油に関する書籍や専門的な参考資料などを参照して下さい。

キャメロン・アレンさんは、ヨガジャーナルのLive Be Yoga Tourのアンバサダーの1人です。毎年恒例のロードトリップであるLive Be Yoga Tourは今年度バーチャルで開催します。私たちはその企画を「The Decompression＊」と名付けました。（＊リラックスを意味する）私たちは皆このところ、自分と向き合い、ふと立ち止まって静けさを感じ、ゆっくりとペースを落とし、時には休みながら、私たちにとって本当に価値のあるものごとを優先するべきだと感じ始めています。Live Be Yoga 2020シリーズをフォローして、SNS上（@livebeyoga）で私たちとつながりませんか？そして、静けさの中にある美しさを見つける活動に是非ご参加ください。

教えてくれたのは…キャメロン・アレンさん
キャメロン・アレンさんは健康と運動科学と心理学で学位を取得した頃をきっかけにマインド-ボディ・アウェアネス（心と体の気づき）を理解する道へと歩み始めました。学校教育以外にももっと知るべきことが存在することを知り、キャメロンさんは自然、占星術、ハーバリズム、ヨガ、ルートワーク（アフリカ発祥の民間療法）、先住民族に伝わる様式などを自ら熱心に学び始めました。詳しくはキャメロンさんのインスタグラムをご覧ください。

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