久しぶりのヨガレッスン｜安心して効果を実感できる3つのポイント

2.「今ここ」にいる自分を意識する

緊張や心配で「心ここにあらず」になった時に必要なのは「今ここ」を意識すること。今いる部屋の中、マットの上にいる自分…というように、気持ちが落ち着かずに外に向いている意識を徐々に内側へと向けていきます。

そして、それぞれのポーズでマットに触れている体の部分（手のひら、足の裏、おしり、背中）や呼吸の様子など、自分の隅々にまで意識を向けるようなつもりで、マットの上で安定している今の自分を常に感じてみましょう。

3. 心と体の声を聞く

最初に触れたように自分を意識する。そうは言っても途中でつい周りの人に目がいってしまうこともあるでしょう。自分が休んでいた間に隣の人はあのポーズができるようになっている…と焦る気持ちが出たり、他の人は誰も使っていないのに自分だけがプロップスを使うことに抵抗を感じてしまったり。ヨガのポーズは呼吸や体の伸び具合など、自分がいかに心地よく感じるかが最優先。周りの人を気にせず、自分の心と体の声に常に耳を傾けることを忘れないようにしましょう。

ブランク明けのヨガは心配なことがあるかもしれませんが、新鮮な気持ちで初心にかえって練習をする良い機会にもなります。ヨガに慣れて忘れかけていた基本を思い出しながら、焦らずにマイペースで再開して徐々に感覚を取り戻していきましょう。

ライター／吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラスをしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人に気軽にヨガを楽しんでもらうことを目指す。RYT500取得、リストラティブヨガTT修了。Instagram:@kayoko_yo

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