ヨガ タパス

JEFF NERSON

悪い習慣を断ち切る!ヨガの伝統「タパス」で自分の意志を貫こう

体の反応や変容に目を向けよう

アーサナほど効果的にタパスの実践ができる練習は少ない。マットの上で自分にとって難しいポーズを保持することは、日常での不快感を受け入れる準備になり、より深い自己教育へとつながる。さらに違和感をもたらすものに左右されなくなる(この場合の「不快感」とは、差し迫った危険や虐待のような極限状態にないものをいう)。「マットの上でタパスを練習するときは、どんな感覚や言葉がわき起こっても、逃げずにただ観察するの」と言うのは、ロサンゼルス在住のヨガティーチャーで、Yoga for Bad People の共同創立者のヘザー・リルストンだ。新たな視点を得るためのリトリートを世界各国で開催している。たとえば、股関節まわりが硬いヨギにとっては、鳩のポーズでプラス10回呼吸をすることが、股関節に変化をもたらすストレッチになる。熱心なアシュタンギが、ゆったりとしたリストラティブのクラスで不快を感じても、最終的には明晰さと平穏を得られるとわかっているなら、それはタパスの練習だといえる。「不快感にとどまっても本当に大丈夫かどうか、見極めることも大事よ。実践できる強さや乗り越えるだけの力があるかってね。続けていれば、次第に怖いものはなくなっていくわ」とリルストンは言う。

どんな抵抗にも、諦めずに冷静に賢く対応できれば、ヨガは変容し続けるための練習の場となる。このシークエンスは、ヨガの実践を深め、日常で変化し続けるのに必要な好奇心、スタミナ、強さをもたらしてくれる。リルストンは、各ポーズでは少なくとも10回呼吸をし、最終的には3分か5分、あるいは10分間ホールドするように推奨している。体やマインドの抵抗に負けずに、ポーズにとどまる練習をしよう(ただし鋭い痛みがある場合はやめること)。各ステップでわき起こる体の反応や考えに意識を向けよう。

Sequence by Heather Lilleston
Model by Heather Lilleston
Styling by Jessica Jeanne Eaton
Hair&make-up by Beth Walker
Translated by Sachiko Matsunami
yoga Journal日本版Vol.52掲載

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