ロンドンで大人気！今ホットな新しい呼吸法「ブレスワーク」とは

ブレスワークを実践しよう

やり方は簡単、まず空気を吐ききり、肺を空にします。

次に、鼻から5秒かけて息を吸い、胸やお腹に空気を満たしたら５秒間息を止めます。

そしてまた5秒かけて息を吐き、また５秒間息を止めます。

以上を少なくとも３分間行い、心が完全に落ち着くまでこれを繰り返します。

なぜ呼吸法を伝えようと思ったのか

リチャード氏は、経営コンサルタントやデジタルビジネスの立ち上げを行うなど様々な仕事をしてきました。なぜ呼吸法を伝え出したかというと、彼の父親が多発性硬化症（MS）と診断されたことがきっかけだったそうです。そしてその父を助ける方法を探す中で出会ったのが、ブレスワークの提唱者Wim Hof（通称Ice man）というオランダ人のポッドキャストだったと言います。

Wim Hofは、多発性硬化症（MS）を含む自己免疫疾患を持つ人々を助けるのにこの方法が効果的である述べていたようで、彼はその方法学ぶためポーランドへと向かいトレーニングを受けたそう。

そのトレーニングで多くの効果や変化を体験した彼は、「呼吸だけでできること」に夢中なり、5つの大陸を何年もかけ旅をし、Wim Hofや様々なブレスワークのプロから修行をつみ「Xhale Breathwork」を立ち上げたそうです。

筆者も7月にロンドンのハイドパークにて毎年行われるイベント「British Summer Time」で彼のレッスンを体験しましたが、彼の美しい声の誘導に呼吸は深まり、一気に瞑想状態へと導かれました。

いつでもどこでも簡単に取り入れることのできるブレスワーク。ストレスを感じた時、プレッシャーを感じた時、「目的をもって呼吸をする」ということは慌ただしい日々を送る私たちを助けてくれるのかもしれませんね。是非お試しください！

ライター／成瀬美紀
ヨガインストラクター。2010年にピラティス・ヨガを始める。その後、国内外でピラティスやヨガ・サップヨガなどのインストラクター資格を取得し、東京にてインストラクターとして活動。 現在はイギリスロンドンに在住。

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