生理の血は止められる?「月経血コントロール」のメリット【女性のためのヨガ知識】
月経血コントロールヨガとは
体作りの一環としておすすめなのが、月経血コントロールヨガ。
月経血コントロールヨガでは、セルフケアで身体の末端からゆるめ、ヨガのポーズを通して下腹部に圧迫がなく、骨盤底に負荷をかけない姿勢作りをしていきます。
骨盤底を守る呼吸と会陰(骨盤底にあり、肛門と膣の間)を引き上げる呼吸を練習していくことで、骨盤底を含めおなか全体がしなやかになり、月経血コントロールの上達にもつながります。
私が担当しているワークショップでは、月経血コントロールだけでなく、血流やスタイルにも良い効果があり、生理痛がなくなった、脚がすっきりしたといううれしい声も。
何年も続くひどい尿漏れなどの不調がある場合は、整体などの個別ケアが必要ですが、そういった不調がなければ多くの方が練習していくことで布ナプキンを安心して使えるようになっていきます。
ヨガクラスや講座はもちろん、ヨガジャーナルオンラインでの連載コラムでも自宅でできる末端をゆるめるセルフケアやヨガポーズ、骨盤底をしなやかにするための姿勢などを紹介していきますので一緒に練習していきましょう。
おすすめのセルフケア
●末端をゆるめるセルフケアはこちら
●しなやかな膣をつくるための姿勢&セルフケアはこちら
※生理痛の原因はさまざまで日常生活に支障をきたすほど生理痛が重い、経血量が多いという場合は疾患が隠れていることもあります。ヨガなどでの身体作りだけでなく、いつもと違うなと感じるときや気になる不調があるときなど婦人科にも必ず行くようにしてください。定期健診もとても大切です。
ライター/仁平美香
ヨガ講師(月経血コントロールヨガ、産後ママのためのメンテナンスヨガ、体軸ヨガ、ゆるめて整えるマタニティヨガ講師養成スクール講師)、セラピスト(内臓・骨盤底ケアforwomenなどのメニューを担当及び整体スクール講師)、栄養士。一般社団法人日本ホリスティックヘルスケア協会理事。女性のためのイベントYOGAWOMANにて講師を担当する他、企画運営にも携わる。「カラダをゆるめてこころを整えるはじめての月経血コントロールヨガ」「医師もすすめる血管美人ヨガ」等著書および、雑誌・WEB等コラム監修多数。
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