太っているのは恥ずかしい？新時代のインフルエンサーが世界に発信したいこと

彼女の正直で型にはまらない、即興の練習スタイルを求める生徒たちに呼ばれて、スタンリーはほぼ毎週、各地を飛び回ってレッスンを行っている。「彼女の断固とした姿勢を心から尊敬しているわ」とヨガセレブリティ（ヨガセレブ）のキャサリン・ブディグは言う。「私たちは中身のないものより正直さを求める時代に入っている。彼女が放つメッセージはどれも虚飾がなくて純粋なの」スタンリーの究極のゴールは、誰もが自由に参加できる、あらゆる体型に対応したヨガクラスを増やすことだ。そして、まだ本当のヨガを知らず、すべての人にヨガが必要だと気づいていない人にも門戸を開きたいと思っている。今年初めに発売された彼女の新しいヨガアプリ「The Under Belly」では、スマートフォンやPCから誰もが彼女のクラスを予約できるようになる。スタンリーはある程度の特権が必要だと知ると、自分の最善を尽くしたいと言った。そして自身も支払いをすることにした。

インタビューの最後の日、私は彼女の腕を飾る楽譜のようなタトゥーについてたずねた。そのうちの1つはノースカロライナの州のモットー、「エッセ・クァム・ウィデーリー」と彫られているという。ラテン語で、見かけより実質を、という意味だ。「彼女は決して見せかけだけの、目立ちたがりのヨガティーチャーではないわ」とカロライナ・ヨガ・カンパニーの共同所有者、セージ・ラウントリーは言う。かつてスタンリーはそこで研修生をしていた。「彼女は本物のイメージを見せようとしているのではなく、本物であろうとしているのよ」だからこそ、スタンリーは自分がヨギと呼ばれるのを拒む。

本当のヨギは物欲、不安、批判の何にも執着していない状態にいる、と彼女は言う。「執着と折り合って手放すことができたなんて、とてもじゃないけど言えないわ」。だが、彼女はそうなれるように努力している。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。