体型なんて気にしない!“ビッグギャルヨガ”に聞く、ポジティブになれる8つのポーズ
何か物足りなさを感じていないだろうか?「ビッグ・ギャル・ヨガ」としても知られるヴァレリー・サガンから教わったこのシークエンスは、あなたの心を開き、ネガティブな考えを鎮め、ストレスを和らげてくれるはず。そして、あなたの体が愛すべきものだということを、すみずみにいたるまで示してくれる。
ヨガは私に教えてくれた。すべての人はあるがままで愛され、敬意を払われるべきだ、と。あなたはすでに愛に値する。あなたはそのままでいい。私たち皆、今あるがままでいいのだ。私は、インスタグラムで自分のヨガプラクティスのシェアを始めた。その後、自分の本を出した。『Big Gal Yoga』というタイトルだ。私はすべての人に、その人のサイズや姿形にかかわらず、私が感じたのと同じように思えるようになってほしい。それが私が本を書いた理由だ。
次のシークエンスはすべて、自分を愛し、大切にする気持ちを育てることに目的を置いている。これらのアーサナを一連のシークエンスにした理由は、取り上げたアーサナに、心を開かせ、脳への血流量を増加させ、そして芯のところでの強さへとたどり着かせてくれる力があるから。このプラクティスには、自信をつけさせ、ネガティブな考えを鎮め、ストレスを軽減する作用がある。
自分を愛するための心をオープンにするシークエンス
1. 立位での後屈のポーズ(アヌヴィーターサナ)
マットの前のほうに立ち、足を腰幅に開く。腕は体側に下ろしておく。息を吸って、腕を頭の上に真っすぐに伸ばし、指先を空に向けて伸ばす。息を吐いて、視線を両手の間に向ける。もし後屈に慣れていなくて、脊椎を引き上げて伸ばすという段階に取り組んでいる場合、背中を痛めないようにするために手で支える。いい方法は、両手の手のひらを、指先が下に向くような向きにして、腰に当てるやり方。両方の肩甲骨を中心に寄せるように引きしぼり、胸を開く。手を支えに使わなくても大丈夫な人は、胸の前で手のひらを合わせてもよい。
準備ができたら、脚を地面に根づかせる。膝頭から指の一本一本の先端に至るまで、全身を伸ばす。息を吸いながら、腕も一緒に後ろに体を反らせていく。視線を自分の後方へと移動させつつ、頭を後ろに動かしていく。骨盤を前に押し出し、胴体を後ろに反らせる。そのさいに、腿とお尻に軽く力を入れて引きしぼる。腿とお尻を忘れずに引き締めつつ、脊椎を伸ばす。腰を痛めないようにするため、体の重みを腕で支えながら背中を反らせる。曲げるのは、自然にできるところまでにする。無理はしない。そのときに曲げられる限度を超えて背中を後ろに反らせようとしないこと。何事にも時間がかかる。
2. 立って両脚を伸ばすポーズ (プラサリータ パドッターサナ)
立ったところから始める。マットの長いほうの辺に面して立つ。左足を30〜60cmほど左に動かし、右足も30〜60cmほど右に動かす。心地良く感じられる程度に足幅を広く取る。つま先は正面に向ける。膝を少しだけ曲げ、膝関節が真っすぐの状態で固まってしまわないようにする。両手を腰の位置におくか、吸って両手を頭の上へと伸ばす。
準備ができたら、息を吸い、そして少しの間止める。吐いて、腰から前に体を倒す。胴体を低くし、胸を前に持っていくように、頭頂部は床に向くようにする。気持ちよく感じられる範囲で、できるだけ倒す。もしお腹が大きい場合、このポーズに入るときには、前に体を倒すための空間を作るために、お腹を持ち上げて離しておくといい。両手を下ろし、好きな腕のバリエーションをとる。床、あるいはプロップに指先を触れるか、反対側の肘を持つようにするか、足の甲に触れるなど。胴体を腰のところから自然にぶら下がるに任せて、両脚は直立の状態にし、腰と足首の位置が直線上になるようキープする。息を吸いながら脊椎を伸ばし、息を吐きながらより深く体を倒す。膝を曲げて、腰に両手をおきながら、ゆっくりポーズをといていく。胴体を直立の状態に戻すために、両脚を使う。両足を元の位置に戻し、山のポーズに入る。
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