許せない人を忘れたいと思ったときの対処法

 許せない人を忘れたいと思ったときの対処法
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石上友梨
石上友梨
2019-08-19
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許せない気持ちを否定しないこと

まず、大切なことは許せない気持ちを否定しないことです。許せないということは、それだけ自分にとって大きい出来事だったり、大きなストレスだったということ。許せない気持ちがあっても当然と、自分の気持ちを認めてあげることが大切です。

また、時期も関係します。大きな体験の直後は気持ちの整理も出来ておらず、許すことが難しい場合が多いです。今は許せなくても、いつか許せる日が来るかもしれません。許すまではいかなくても、気持ちを整理してもいいかなと思えるタイミングがやってきます。

許せない相手への対処法

怒りはエネルギーを消耗します。許せない相手がいて、怒りのパワーが強いと、自分も疲労し、辛さを感じる場合が多いです。そんなとき、自分の辛さを軽減する対処法をご紹介します。

相手の「行動」だけに注目する

相手の性格や特性など全体ではなく、「行動」に分解して考える方法です。

例えば、いつも遅刻するAさんが許せない場合。「Aさんは遅刻するだらしない性格だ」とAさんの全体を許せないと考えると、Aさんのあらゆる行動がだらしなく見え、Aさんへの怒りが強くなります。しかし、ここで、Aさんの「遅刻する行動」が許せないと考えると、怒りの対象は遅刻のみに絞られ、怒りが燃え上がりにくくなります。

私たちは、性格や特性はなかなか変えられませんが、行動は変えることができます。全体ではなく行動のみに注目することで、行動を変えるための方法を具体的に検討していくことも可能となります。

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