臨床心理士が提案!「周囲との関わりが疲れる…」繊細で敏感な人(HSP)のためのセルフケア

 臨床心理士が提案!「周囲との関わりが疲れる…」繊細で敏感な人(HSP)のためのセルフケア
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南 舞
南 舞
2019-02-21

「大勢の人が集まるところは苦手…」「自分はこんなに考えているのになぜ相手は考えてくれないんだろう」「親が元気でいないのは、自分がきちんとしていないから」など、他者との関係にとても繊細で敏感に反応してしまうことはありませんか? また、そんな先生で敏感な自分に生きづらさを感じ、落ち込むあなたへ。ヨガインストラクターであり臨床心理士としても活動する筆者が日常を過ごしやすくするためのヒントをお届けします。

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繊細で敏感な人(HSP)とは?

感受性が高く、周囲の環境に敏感で繊細な人のことは「HSP(Highly Sensitive Person)」と呼ばれたりします。1996年にアメリカの精神分析医で学者のエレイン・アーロンによって提唱された概念です。五感が一般の人たちよりも敏感に働くため、他者が発した言葉、ガヤガヤとうるさい音、外部の様々な刺激に反応する回数が多くなってしまうのです。日本人では5人に1人がHSPあるいはHSP気質があると言われています。HSPあるいはHSP気質がある人たちは以下のような特徴があり、当てはまる人はHSPの気質が高いかもしれません。

・一度に多くの情報が頭の中に入ってくる/とても慎重で危機管理能力が高い
・共感力が高い/誰かと一緒にいるよりも一人の時間が心地よい/五感が敏感
・疲れをため込みやすい/変化に敏感/ネガティブ思考になりやすい

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