「動悸が止まらない…」自律神経の乱れへの対処法とは?

 「動悸が止まらない…」自律神経の乱れへの対処法とは?
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石上友梨
石上友梨
2019-07-01
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感情と自律神経の関係

不安や緊張などの感情は、自律神経と深い関係があります。私たちは、なぜ、不安などの感情に圧倒されやすいのでしょうか? 不安を避けようと思うのでしょうか? それは、不安が身体症状と結びつきやすいからです。

例えば、会議のプレゼン前に不安な気持ちになり、心臓のドキドキや息苦しさを感じると、「なんだかうまくいかない気がする」「こんな緊張するなんて病気だったらどうしよう」など考えてしまい、余計不安が大きくなることもあります。不安が強くなると、さらにドキドキや息苦しさも強くなり、「このままではだめかも」と破局的に考えてしまうこともあります。

人は不安になると、呼吸が浅くなったり、体が緊張したり、手汗をかいたり、胸のあたりが落ち着かないなど、様々な身体症状が出ます。このような症状は、自律神経のバランスが乱れただけで、誰でも起こるものです。不安になると、人の身体は呼吸が浅くなりやすく、体内の二酸化炭素の量が変わり、交感神経が優位になってドキドキや、手汗といった不快な症状が出ます。不安と自律神経は関連しているので、相互に影響し合うのです。

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