「動悸が止まらない…」自律神経の乱れへの対処法とは?

 「動悸が止まらない…」自律神経の乱れへの対処法とは?
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石上友梨
石上友梨
2019-07-01

動悸が止まらない…、なんだか気持ちが落ち着かない…、息がうまく吸えない、胸が苦しい気がする…そんな症状に悩む方はいらっしゃいますか。不快な身体症状や、漠然とした不安など自律神経に関連する症状に悩む方はとても多いです。「具合悪くなるのは嫌だな」と、身体症状が気になってしまい、今までのように活動できないこともあるでしょう。なんとなくストレスかなと感じつつ、なかなか病院に行く時間が取れない、行く勇気が出ない場合もあります。今回は、そんな自律神経の乱れへの対処法について紹介します。

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自律神経と関連する症状とは

自律神経とは、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するための神経のことです。自律神経には交感神経と副交感神経があります。私たちが活動している時に活発になる交感神経と、安静時に活発になる副交感神経がバランスを取りつつ成り立っています。しかし、生活習慣の乱れやストレスによってそのバランスが乱れてしまうことがあります。

不規則な生活を送りがちで、ストレスが多い現代人は交感神経が優位になりやすいと言われています。例えば、夜になると交感神経が鎮まり、副交感神経が活発になるものですが、交感神経が活発なままですと、寝つきが悪くなります。車でいうと、アクセルが踏まれっぱなしでブレーキが効かないようなものです。車をうまく運転できず、予期せぬ方向に進んでしまったり、どこか壊れてしまうかもしれません。

自律神経に関連した症状はたくさんあります。

例えば、動悸、胸の圧迫感や痛み、息苦しさや息が吸いづらい、喉がつまる感じ、話づらい、食欲不振、吐き気、腹痛、下痢、便秘、腹部不快感、お腹のはり、ガスがたまる、頭痛、頭重、目の疲れ、目の乾き、光が眩しく感じる、目の違和感、耳鳴り、めまい、口の乾き、味覚を感じない、体の痛み、しびれ、冷え、ほてり、多汗、肩こり、頻尿、残尿感、生理不順、倦怠感、慢性的な疲労感、微熱、だるさ、不眠、イライラ、不安、落ち込み、やる気が出ない、気持ちが不安定などがあげられます。

今までの自分とは違う…どこかおかしいなと違和感を感じるけど、それがなぜなのかはっきりしない場合もあるでしょう。

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