あなたの本質は受動的?能動的? 占星術の基本「2要素」【ジョニー楓の星読みガイド♯10】
J:では、じゃあ「4つのエレメント」と「3区分」、「2要素」を使って、いくつかの星座を例にあげて読み解いてみましょう。まず双子座は、何番目の星座ですか?
―――双子座は3番目だから、奇数ですね。
J:そう、つまり能動的で柔軟な風の星座ですね。能動的で風の星座ということは、外に意識や関心が向く、あるいは可能性を求めるということになります。加えて柔軟宮なので変化に強いとか、もしくは変化を楽しめるということになります。その場その場で考え方や価値観が代謝していく訳です。色々と方向性が変わってしまうから、続けることが美徳な日本的な風潮にハメると飽きっぽいように見えてしまうかもしれませんが、多様化に対応して行かなければいけない今の時代には合っているし、必要な気がします。
―――なるほど〜。わかりました!
J:では、同じ柔軟宮の乙女座はどうでしょう?
―――乙女座は、6番目だから偶数……つまり、受動で柔軟宮の地の星座ですね。
J:そうですね。対象や状況を受け止めていくということになります。加えて柔軟宮なので、その環境に対して柔軟に対処していくということになります。
例えば、必要な貢献の仕方を工夫したり、状況に対していかにベストなレスポンスができるかみたいなことをあれこれ考えるということになります。ただ、地の星ですから実際性を重んじ過ぎて、現実的でないものには、意識が向かない、あるいは気が利かない。みたいなこともあるかもです笑。
―――マスコミ系の職業にも向いてそうですね。今の流行を読んで柔軟に対応できるタイプでしょうか?
J: 受動的という点から、自ら何かを作り出すというよりは、今ある環境に対して、いかにベストな方法で貢献できるかを考えるようになります。
―――双子座も柔軟宮ですが、近い感覚がありますか?
J:双子座は同じ柔軟でも、流行や話題を捉え、これやってみたらどうでしょうって提案していくイメージ。乙女座はやってくるものに対しているかいらないかを選別していくイメージです。
―――互いに柔軟だけど、受動と能動で全然違うんですね。
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