「どうして私ばかり…」悪いことが続くとき、心が限界になる前に“やめたいこと”|心理師が解説

「どうして私ばかり…」悪いことが続くとき、心が限界になる前に“やめたいこと”|心理師が解説
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石上友梨
石上友梨
2026-09-17

悪いことが続く…人生ではそういうことが度々訪れます。そんな時、終わりが見えない感覚になりませんか?そういう時期の心の動きと、自分を支える方法を心理師が整理します。

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重なると心はどう反応するか

一つひとつの出来事なら、時間をかけて対処できます。でも、それが短い期間に重なったとき、人の心と身体はキャパシティを超えた状態になることがあります。問題がやっと片付いたと思ったら、次の問題がやってくる。そうした状況では、消耗感、無力感、何も考えられない感覚が出てくるのは自然な反応です。強いストレスが重なると、集中力や判断力が低下し、頭が働かないように感じることがあります。それだけ多くのことを同時に処理しているということです。

身体にも出やすくなる

心理的な負荷が重なると、身体にも影響が出やすくなります。睡眠が浅くなる、食欲が落ちる、疲れが取れない、些細なことで涙が出る。もともと体調に不安がある時期や、身体的なストレスが重なっているときは、さらに消耗しやすくなります。身体のサインは、心が限界に近づいていることを教えてくれています。身体が疲れているときは、心も同じだけ疲れているかもしれません。そういうときは、身体を休めることが最優先です。やるべきことがあっても、まず横になる。それが今できる最善のことである日もあります。

 人に頼ることの難しさ

一人で複数の問題を抱えているとき、誰かに頼ることが難しく感じられることがあります。「これくらい自分でなんとかしなければ」「迷惑をかけたくない」という気持ちが出てくることもあります。でも、問題が重なっているときほど、一人で全部を抱えることには無理があります。全部を解決してもらわなくてもいい。話を聞いてもらうだけでも、荷物は少し軽くなります。頼ることは、こういう時期を乗り越えるための現実的な選択です。

 そういう時期の過ごし方

大切なのは、全部を一度に解決しようとしないことです。今日できることだけを考える、優先順位をつけて一つに絞る、それだけで十分です。完璧に対処しようとするほど、消耗が深まります。「今日はこれだけやった」という小さな積み重ねが、この時期を支えます。自分のペースで、できる範囲でいい。何かを諦めたり、先送りにしたりすることも、この時期には必要な判断です。自分に厳しくしなくていい時期があります。それが今です。

また、この時期は「普段できていたことができない」という感覚が出やすくなります。家事が追いつかない、返信が遅れる、約束を果たせない。そういったことへの罪悪感は手放してください。今は通常の状態ではないのだから、通常通りにできなくて当然です。自分に許可を出すことも、この時期を乗り越えるための大切な選択のひとつです。

つらい時期は必ず終わる

不運が重なる時期は、永遠には続きません。渦中にいるときは終わりが見えにくいですが、状況は少しずつ動いていきます。こういう時期を経験し、後から振り返ったとき「あの時期があったから今がある」と感じる場合もあります。今は渦中にいるから、そう思えなくて当然です。それでも、つらい時期は必ず終わりが来ます。何かしらの変化が生まれます。今の自分にできることをやりながら、次の一手だけを考えていけばいい。今この瞬間を乗り越えることだけに集中していきましょう。

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