朝のコーヒーにひとふりするだけ。脂肪燃焼スイッチを入れる調味料3選|管理栄養士が解説
肌の露出も増えてきて、ボディラインも気になってくるこの季節。「飲むだけで痩せられるものがあったら…」なんて考えたことが誰しも一度はあるのではないでしょうか?そんな理想的な飲み物として実はとても身近な「コーヒー」があります。コーヒーに含まれる「カフェイン」には眠気を覚ます効果だけでなく、脂肪燃焼効果があると言われています。そのコーヒーに何かひとつプラスすることで更なる脂肪燃焼効果が期待できるとしたら…飲むだけで痩せられるなんてことも夢ではないかもしれません。今回はコーヒーにプラスしたい脂肪燃焼を高める食材をご紹介します。
スパイスで脂肪燃焼スイッチをON!
唐辛子、ショウガ、ターメリック…様々なスパイスがスーパーでも手軽に手に入るようになりました。スパイスには独特の香味や辛味があるため料理の風味付けに利用されることが多いですが、その他にも脂肪燃焼効果や抗酸化作用、美肌効果、むくみの解消にも役立つと言われています。
「コーヒーにスパイスって合うの?」と思われがちですが、コーヒーにスパイスを入れる習慣がある国も存在するほどコーヒーとの相性は良いのです。
ではどのようなスパイスがコーヒーとの相性が良く、脂肪燃焼効果があるのでしょうか?
1.黒コショウ
味をピリッと引き締めるのに役立つ黒コショウはコーヒーにも振りかけることで味が引き締まります。黒コショウに含まれる「ピぺリン」という物質がエネルギー代謝を促進し、体脂肪を減少させる効果があるとされています。その他にも消化促進、脳を活性化する作用もあると言われています。
コショウは少量でも辛さを感じるほどとても刺激が強いスパイスのため、摂りすぎると胃腸の粘膜を刺激して悪影響を及ぼす恐れがあるので注意しましょう。
2.ショウガ
お肉やお魚などの料理はもちろん、お菓子や飲み物まで様々なものに合う万能食材ともいえるショウガ。辛味成分の「ジンゲロン」「ショウガオール」によって体を温めてエネルギー代謝を促進する効果が期待できます。
また、ショウガの抽出物が脂肪や糖質の吸収を阻害するという報告やラットにおいて脂肪蓄積抑制効果があったという報告もあります。
ショウガは吐き気の抑制や胃液の分泌を促進するなどの効果もありますが、摂りすぎると腹部の不快感や下痢、口や喉の炎症といった症状が出る恐れもあるため大量に摂ることは避けましょう。
3.シナモン
パンやお菓子などの風味付けに使われているシナモンは甘い香りがコーヒーとマッチします。
シナモンに含まれる「シンナムアルデヒド」という物質が末梢血管を拡張して血流を良くします。そのため、冷え性改善に効果的であるとともに、エネルギー代謝を促進させて体脂肪減少に期待できます。なんと体を温める効果はショウガ以上とも言われています。
ただし、シナモンには「クマリン」という成分が含まれており大量に摂取すると肝機能に影響を及ぼす恐れがあります。
特にカシアシナモンはセイロンシナモンに比べてクマリンを多く含んでいるため、セイロンシナモンを選択するようにし、大量摂取は避けましょう。
最後に
スパイスを入れることによって、やや独特な風味になるので好みは分かれるかもしれませんが、いつものコーヒー習慣に新たな発見をもたらしてくれることは間違いないでしょう。
注意点としては摂取量。脂肪燃焼したいからといって、大量に摂取することはおすすめできません。
上記で述べたようにスパイスは摂りすぎると副作用をもたらす恐れがあるため、少量ずつの摂取を心がけましょう。また、コーヒーに関しても1日4カップ程度(カフェイン400㎎)までとし、カフェインの摂りすぎに注意しましょう。
【参考文献】
・東京都健康安全研究センター
https://www.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/files/archive/issue/kenkyunenpo/nenpo59/01-19.pdf
・厚生労働省eJIM | ショウガ[ハーブ - 医療者]
・エネルギー代謝変化をもたらす 香辛料成分の探索とそのメカニズム解明
https://www.urakamizaidan.or.jp/research/jisseki/2012/vol21urakamif-12kawabata.pdf
・生姜抽出物の経口摂取が冷え性の人のエネルギー消費等に及ぼす 効果
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jje/45/4/45_4_236/_pdf
・増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖 監修:喩静、植木もも子
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