夏に増える「立ちくらみ・めまい」を軽減するには?ふらつきを抑える「顎」を意識しながら起き上がる練習法
朝起き上がった時やヨガで立ち上がる瞬間に、ふわっと目の前が暗くなったり、めまいを感じたりした経験はありませんか。せっかく選んだヨガの時間で、身体を伸ばすポーズや呼吸が深まる感覚はとても心地がいいのに、めまいが不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。今日はそんな方におすすめの軽減法をご紹介していきます。
立ちくらみが起きやすい理由
立ちくらみは、急に立ち上がることで一時的に脳への血流が不足し、「脳貧血」と呼ばれる状態になることで起こります。
特に夏は、汗をかくことで水分やミネラルが不足しやすく、血液量が減少します。その為、暑さによって血管が拡張し、血圧が下がりやすくなることで、立ちくらみが起こりやすい季節とされます。
さらに、冷房の効いた室内と暑い屋外を行き来することで自律神経が乱れ、血圧の調節機能が追いつかないことも原因のひとつと考えられています。
更年期症状のひとつにも
40代以降のプレ更年期・更年期世代では、女性ホルモンであるエストロゲンの減少も影響します。エストロゲンには血管をしなやかに保ち、自律神経の働きをサポートする役割があります。
そのため、更年期になると血圧の変動が起こりやすくなり、立ちくらみやめまいを感じる方が少なくありません。
それだけでなく、睡眠不足や疲労、ストレスが重なることで症状が強く現れることもあります。
意識したい『顎を引く』動作
ヨガでは、寝た姿勢や前屈から急に立ち上がる動きがあります。その際におすすめしたいのが、「顎を引いて起き上がる」こと。
顎を引いて立ち上がる動作は、体幹の軸を安定させ、首や肩への負担を減らす働きをしてくれます。頭部は体重の約10%もの重さがあるため、顎が上がったまま立ち上がることで、頭が前後に大きく揺れ、首や肩の筋肉に余分な力が入りやすくなります。
また、顎を引くことで頭部が背骨の延長線上に乗りやすくなり、体幹を使ってスムーズに立ち上がることができます。首が長く保たれることで頸椎が安定し、急激に頭を反らす動きも抑えられます。
視線が安定することで平衡感覚への刺激も穏やかになり、立ちくらみやふらつきを感じにくくなると考えられています。
顎を意識しながら起き上がる方法
1、脚を腰幅に広げ、身体を前屈していきましょう
2、頭や首の力、そして上半身や腕の力を抜いていきます
3、腰に手を当てていきましょう
4、顎をしっかりと引き、首の後ろ側の広がりを感じます
5、両脚裏で踏みしめて、骨盤から背骨の1本1本を積み上げるようにゆっくりと身体を起こしましょう
6、まだ頭は起こさずに、首まで起き上がってきたら焦らずにひとつ呼吸をします
7、落ち着いたら、背骨の真上に頭を乗せ、ゆっくりと目を開けていきましょう
詳しい内容は、こちらの動画からもご覧頂けます。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く










