【夏の立ちくらみに要注意】ふらつき&夏のだるさを予防!1日1分の下半身強化エクササイズ
暑くなってくると、「立ちくらみしやすくなった気がする…」そんな声をよく耳にします。 実はこれ、夏ならではの体の変化が関係しているんです。立ちくらみや夏のだるさを予防する、とってもかんたんな運動を習慣にしてみませんか?
夏に立ちくらみしやすい理由
① 汗で水分・塩分が失われる
夏は特別な運動をしなくても、日常生活でたくさん汗をかきます。汗と一緒に体内の水分や電解質も失われるため、血液量が減ってしまいがちです。その状態で立ち上がると脳への血流が一時的に低下し、立ちくらみが起こりやすくなります。
② 自律神経が疲れやすい
冷房の効いた室内と暑い外との温度差が激しいと、自律神経は疲弊しやすくなります。自律神経がうまく働かなくなると、体が急な姿勢の変化に対応できず、血圧調整が乱れてふらつきやすくなります。
③血液が下半身にたまりやすい
暑さによって血管は拡張しやすくなります。すると血液が下半身にたまりやすくなり、脳への血流が不足してふらつきや立ちくらみを引き起こすことも。
解消のポイントは「下半身の筋力」と「血のめぐり」
立ちくらみを予防するなんて難しそう、暑い夏に運動なんてしたくない、そう思うかもしれませんが、日常の中で下半身をちょこっと動かすだけでも大丈夫です。
特に、ふくらはぎは“第2の心臓”とも呼ばれるほど血行の要となるパーツ。まずはふくらはぎを動かすことで、筋肉がポンプのように働いて、下半身にたまりがちな血液を心臓に押し戻す役割をしてくれますよ。
立ちくらみ予防には、
・ふくらはぎや太ももの筋力をゆるやかに育てる
・足首を動かして血流を循環させる
この2つを意識したエクササイズがおすすめです。
今日からできる!立ちくらみ予防エクサ
ご紹介するのは、道具も不要・その場でできるシンプルな2種目。椅子の背もたれを支えにしながら、誰でも安全に行えます。
1)片足カカト上げ下げ
椅子の後ろに立ち、背もたれに手を添えます。
右足を軽く左ふくらはぎに添え、背すじを伸ばしたまま左かかとを上げ下げしましょう。
ふくらはぎにじんわり効くのを感じられればOK!
2)お尻キック
椅子の背もたれに手を添えたまま、左右の膝を交互に曲げて、かかとでお尻をポンポン蹴るように動かします。
リズミカルに10〜20回、ふくらはぎと太ももをやさしく刺激しましょう。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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